春から夏のカイツブリの子育てが一段落したあと、今年もまた秋子の繁殖を始めたペアがいた。
このペアにとっては、4番子になる。
ここ2年、秋に生まれた雛は残念ながらうまく育たなかったので、今年の子たちはどうなるかとはらはら見守った。
▲10月初旬、3羽の雛が孵る。
しかし、今年は抱卵開始が例年より早かったので、何とか秋子も順調に育っていった。
▲3羽とも順調に成長
▲ザリガニも食べられるようになった?
▲自分で採りなさいとスパルタ教育
▲12月中旬、3羽とも無事
この調子で冬を越せるといい。
一方池尻では、今年は1番子しか育てなかったが、10月半ば、既に自立している子供たちが集まっているのを目にした。
1羽親鳥かと思われる個体もいたが、別に餌をねだる様子もなく、それぞれが自由に餌取りをしているのだが、なんとなく一緒に集まっているのだ。
▲巣らしきものも作られている。
▲巣らしきものに座る若鳥
▲若鳥は親の冬羽と似通っていて、区別がつきにくい。
若鳥たちは2週間ぐらい、集まっていたが、その後三々五々といなくなった。
ここのペアは1番子しか育てなかったが、みな無事に成鳥まで育ったようだった。
雛たちが独立した後どのように暮らしているのかなかなか追えなかったが、今年は若鳥が池に多く残っていたようだ。
12月には河川部に2羽の若鳥が見つかったので、もしかしたらそちらへ移動したのかもしれない。