水場のメボソムシクイ

富士五合目の水場には、ホシガラスの他、亜高山帯で繁殖する小鳥たちの何種かが現れた。

メボソムシクイもその一つ。
センダイムシクイが低山や丘陵地でも見られるのに対し、メボソムシクイはさらに高いところで繁殖するという。
あちこちで、「ジョリジョリ」という独特の囀りが響いていた。

水場に現れたメボソムシクイ。








水場の周りで虫を捕食するメボソムシクイ。




入れ替わり立ち代わり水場に現れて楽しませてくれた。
秋になれば近所の公園でも見られることがあるが、これほど近くではっきり見ることはできない。

ホシガラスに会いに

昨年乗鞍で初めて出遭ったホシガラス。すぐそばを飛び回ってはいたのだけれど、なかなか止まってくれなくて、写真はうまく撮れなかった。
そこで今年はぜひとも写真に撮りたくて、富士山五合目の水場へ行く日帰りツァーに参加した。

幸いなことに、今回は例年になくホシガラスが水場にやってきた。

ガァーガァーとだみ声が聞こえて、梢に姿を現す。


水場目指して飛んでくる。


水場に降りるためにこの枝にいったん止まる。


水場の定位置で水を飲む。


飲み終わると奥へ退散。




飛び去る前に止まったところ。


こんな場面を数回見ることができて、満足した。
愛嬌のある顔をした鳥だと思う。