鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

ヒヨドリ激写

2015年12月30日 | 野鳥
イイギリにたくさんのヒヨドリが集まってきている。













イイギリの実は、2~3にちで一粒残らず食べつくされた。
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カンムリカイツブリ

2015年12月29日 | カイツブリ類
近くの公園にカンムリカイツブリがいると聞いて、自転車で見に行った。
カンムリカイツブリは、海や湖などで何度か見たことがあるが、たいていとても遠いので、よく観察できない。
この公園の池は、どこにいてもそれほど遠くないのでよく観察できる。



途中で小雨が降りだしたので、観察日和というわけにはいかなかったが、見ている人は私一人だったので、思う存分観察できた。



冬羽なので遠目には白く見え、小さな白鳥のようだった。
もぐるとかなり遠くまで行ってしまう。

潜る瞬間のボケ写真


潜って姿を現したところ


その後池の真ん中で長いこと羽繕いしていた。
最後の伸びをしたところ


面白い格好だ。

なぜ、この小さな池に1羽だけいるのだろう。
夏羽にかわるまでいてくれるだろうか。

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ヨタカ

2015年12月27日 | 野鳥


ヨタカがいるという情報をいただいて、プチ遠征したのは、9月22日のこと。
ヨタカはMFでも見たことがあるが、それよりはよく見えるところにいた。



トリミングすると、こんな感じ目をあけている。

脚は短足。


翼をスサー


正面顔。嘴の先がとても小さい。


その嘴を開くと、大きく開いたがま口型になるのだが、角度が悪くて、よくわからない写真になってしまった。


MFでヨタカが見られたのも9月のことだったので、毎年通過しているのかもしれない。
MFで、ヨタカのようなものが目に入ったが、木のこぶだと思ってスルーしたら、翌日そのこぶがなくなっていたという話も聞く。
9月にはヨタカがいるかもしれないと注意しなければいけないようだ。
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ツミの子育て覚書 2015 その2

2015年12月25日 | 猛禽類(ワシタカ類)
そろそろツミの雛が巣立つころだと思っていたが、たまたま出かけていた日に、巣立ったという連絡が入った。
翌日の朝、時折小雨が降るような天気だったが、とりあえず巣立った雛を見に足を運んだ。

初め巣から少し離れた木でピイピイなく雛の声が聞こえて、1羽いることがわかった。
次いでそのそばにあと2羽見つかり、全部で少なくとも3羽の雛が無事に巣立っていることが分かった。

2羽の雛 8月28日


悪天もあって画像が一層悪いが、3羽を同時に撮ったのが下の写真。



小雨の中、雛の様子を見ながら親が来るのを待ったが、なかなか現れない。

その時、成鳥らしき鳥が現れて、雛の動きが活発になったが、撮った写真を見ると、胸に縦斑がある若いメスのツミだった。



その若いメスは、雛たちの周りをあちこち飛び回りながら、セミなどを捕っている。



このツミは何者なのだろうか。
先に巣立った兄弟にしては大きすぎる。
昨年生まれた子にしては若過ぎるような気もしないではない
まったくよその子なのだろうか。
疑問が頭の中をかけめぐる。

そのとき、親が餌を持って雛のところへ飛んできた。
すると、3羽の雛が色めき立ち、大騒ぎになったが、雛が餌をもらった気配がない。
その騒ぎの中に若いメスも混じっていた。



大騒ぎのあと、地面に降りていた2羽の雛。

親は雛のそばに餌を持ってきて、雛が餌をついばむのを見ているのが普通だ。
どうなっているのだろうか。

その後、別の方が観察していたとき、若いメスが親鳥から餌を奪い取ったと言っていた。
この若メスは、それが目当てで雛の周りをうろついているのだろうか。
それにしては、親鳥たちが攻撃しないのも不思議であった。
血縁関係のある個体だったかもしれない。


2日後、雛はなんとか親から餌を受け渡してもらって、食べているのが見られた。

8月30日の雛


8月31日の雛


9月2日の雛


この2~3日後、ツミ一家の姿は巣のあった場所からいなくなった。
親鳥がどこかへ連れて行ったのだろうか。

この遅い時期に子育てしたペアは、一度別の場所で雛を孵したが、何かの理由で雛たちが全部落鳥(文字通り)してしまい、この地で再挑戦したと思われている。前のペアと似ているし、時期的にも合致するからだ。

ツミの子育ての面白い生態が観察できた年だった。



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ツミの子育て覚書 2015

2015年12月24日 | 猛禽類(ワシタカ類)
話は6月にさかのぼる。

MFの公園へ向かう途中で、ツミの鳴き声が聞こえた。2羽のツミが鳴きながら追いかけっこしている。
木から木へ飛び移つったり、地面すれすれに飛んだり、かなり派手な行動をとっている。
そして、2羽が一つの木に止まったと思ったら、交尾した。

こういうとき、とっさにカメラを向けるのはかなり難しい。
このときは、カメラを構えてさえいなかった。
あわててカメラを取り出したときには、すでに下のような状態。
6月20日のことだった。



6月22日、やはり同じところを通っているとき、2羽はまた交尾した。
このときも写真をとることはかなわず。事後の2羽をカメラに収めたのに。



きっとこのあたりで営巣するのだろうと、その後注意して観察する。
オスやメスが飛んでいく方向を探して、やっと木の枝が重ねられている巣らしきものを見つけた。
とてもわかりにくい高い位置にある。

メスが抱卵しているのがかろうじてわかる写真が撮れたのは7月5日



暑い暑い夏の盛りで、メスはときどき巣から離れ、近くの水場で水浴びをしているようだ。水場に下りようとしているところや、水場から上がってきて羽繕いしているのが目撃される。

羽繕いするメス 7月30日



巣の中の様子は全く見えないが、やがてメスは巣の上にすわるのではなく、巣の横に止まって中にときどき頭を入れるような動作をするようになり、雛が孵っているのではないかと推測された。

そして、真っ白な雛の姿がちらちらと見え始める。

巣の中の雛 8月19日



雛は3羽ぐらいいるように見えた。

つづく

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