鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

コノドジロムシクイ

2008年01月27日 | 野鳥
キマユムシクイ・カラフトムシクイに続いて、
コノドジロムシクイという鳥が現れた。
この冬は、小さいムシクイに人間たちが大騒ぎさせられている。

本来日本へは渡って来るはずのない鳥が、迷って飛来したらしい。
50年に1度見られるかという珍鳥だとも言われる。

ネットの広がりと、デジタルカメラの普及が作り出した狂騒。
それに乗せられて、私もその小鳥を見に行った。

グレーがかった色の地味な小鳥で、葦原で虫を食べているようだ。
シジュウカラやスズメを追い払ったりしながら、行き来している。

私が行ったときは、30人強の人々がカメラを構えていたが、
ネットで知れ渡るにつれ、200人もの人が集まったらしい。
そんな狂騒を小鳥はどう思っているのだろうか。
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オオジュリン

2008年01月25日 | 野鳥
別フィールドにて。
ついでに撮った写真で、気合が入っていないのが歴然。
それでも初撮り。
葦などの茎の中のムシを食べるホオジロ科の小鳥。
たいていの写真は茎に縦に止まっている。
私がみたのもそういうポーズ。
今度はもう少し気合を入れて撮ろう。
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カワアイサ

2008年01月21日 | 野鳥
ミコアイサと同じ場所に。
こちらはオスだけ。
キンクロハジロやミコアイサといっしょにいると、
ずいぶん大きく感じる。

この鳥ももぐって魚などを捕らえて食べるようだが、
観察中は一度ももぐらず、しばらく泳いだあとは、
頭を背中に入れて、休憩モードになってしまった。

嘴を開けたところを見たら、縁がのこぎりの歯のようにぎざぎざになっていた。
これで魚をしっかりと逃げないようにはさむのかもしれない。

水鳥のオスは緑色の部分があるものが多いような気がする。
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ミコアイサ

2008年01月20日 | 野鳥
ミコアイサのメスは昨年善福寺公園で目撃され、
次いでたぶん同じ個体が石神井公園で目撃された。
石神井公園へ見にいくと、他のカモ類とともに行動し、
何度も水にもぐったり、水面を走るようにして飛び立ったりしていた。
善福寺には、休憩しただけかもしれない。

今回はオスも来ているというので、行ってみた。
キンクロハジロがいっぱいいる堀に、雌雄が1羽ずついた。
何度も何度も水にもぐっている。
食べ物は魚類・貝類・甲殻類とあるので、
水中でそれを捕まえているらしいが、
捕まえたものは水中で飲み込んでしまうのだろうか。
上に上がってきたときに、何かをくわえている様子はなかった。

何度かもぐった後、羽繕いし、ゆっくりと堀の隅に泳いでいって
休憩モードに入ってしまったので、ひきあげてきた。

わりと近くで観察できたが、白と黒のコントラストが強く、
写真に撮るのはとても難しかった。
写真は正面顔のミコアイサのオス。
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トモエガモのオス

2008年01月17日 | カモ類
トモエガモのオスは、自然の状態では見たことが無かった。
メスはたまに近所の公園に現れることがあったが。

実はこの1月にマイフィールドにもトモエガモのオスがきていたらしいが、
気がつかずに見逃した。
しかし、わりと近い別の公園に来ているという情報があって、
見に行ってみた。

プールぐらいの小さな人工の堀に、カルガモといっしょにたった1羽。
コガモのように小さい。
ほとんど嘴を背中に突っ込んで、浮かんでいるだけ。
風に流されると、その状態のまま脚を動かして泳ぎ、もとに戻る。
時々一瞬頭を出すので、その瞬間をとらえて写真を撮った。
小粒ながら、なかなか派手な色合いである。

トモエガモは群れで行動する傾向にあると図鑑等には書かれているが、
たった1羽でいるのは、はぐれたからだろうか。
狩猟や生息地の減少で、絶滅のおそれもあるそうだ。


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