11月24日、昨年から今年の冬季、ハイタカが塒にしていた木の傍で、カラスが異様に興奮しているのに気付いた。激しい警戒鳴きとともに、羽をばたばたと開閉し、頭を上下に振っている。明らかに何か気に食わないものを見つけているようだ。
あたりはまだ木の葉が茂っていて、何がいるのかよくわからないが、カラスが向いている方をチェックしていると、やがて1羽の鳥が飛び出した。やはり猛禽のようだ。向かいの木の中に飛び込んだように思って必死に双眼鏡で探すも、姿はなく、たぶん、一気に飛びぬけてしまったのだろう。
オオタカよりは小さいし、ツミよりは大きいように思ったが、一瞬の残像からは、なんとも判断できない。ただ、オオタカだったカラスはもっと仲間を呼んで大騒ぎで追いかけるだろうし、ツミならこれほど異様な興奮は見せないのではないかと思った。
前の冬にハイタカが塒にしていた場所でもあるので、カラスは久しぶりにハイタカに出遭って、興奮したのではないかと推測してみる。鳥見仲間の話では、あるハイタカは、5年間毎年同じ木を塒にしたそうだ。確証は全くなかったが、お仲間に知らせて、注意して見てもらおうと思った。
そして、12月6日、ついにお仲間の一人が、塒の木に止まるハイタカを見つけた。3人の方々が確認したので、ハイタカに間違いない。
その後私も確認したくて、毎夕確かめに行った。塒入りは日没ごろなので、写真に撮るのはなかなか難しいのだが、感度6400にして、やっと証拠写真を撮ったのがこれ。
音もなくすうっと飛んできて、枝を揺らすこともなく止まる。その飛行術はほれぼれするほど上手だ。
こちらは、塒入りする前に別の木に止まっていたところ。カラスの声に反応してちょっと首を伸ばしている。この木に4時過ぎまだじっと止まっていたので、この夜はここで寝る?と思ったりもしたが、やはり4時半ごろ、ちゃんといつもの木に戻った。
今年はハイタカでスタートし、最後にまたハイタカで出遭えて感激。同じ個体を継続観察すると、親しみもわくし、鳥の生きる姿がよりよくわかってくる。
この冬の大きな楽しみがまたできた。
あたりはまだ木の葉が茂っていて、何がいるのかよくわからないが、カラスが向いている方をチェックしていると、やがて1羽の鳥が飛び出した。やはり猛禽のようだ。向かいの木の中に飛び込んだように思って必死に双眼鏡で探すも、姿はなく、たぶん、一気に飛びぬけてしまったのだろう。
オオタカよりは小さいし、ツミよりは大きいように思ったが、一瞬の残像からは、なんとも判断できない。ただ、オオタカだったカラスはもっと仲間を呼んで大騒ぎで追いかけるだろうし、ツミならこれほど異様な興奮は見せないのではないかと思った。
前の冬にハイタカが塒にしていた場所でもあるので、カラスは久しぶりにハイタカに出遭って、興奮したのではないかと推測してみる。鳥見仲間の話では、あるハイタカは、5年間毎年同じ木を塒にしたそうだ。確証は全くなかったが、お仲間に知らせて、注意して見てもらおうと思った。
そして、12月6日、ついにお仲間の一人が、塒の木に止まるハイタカを見つけた。3人の方々が確認したので、ハイタカに間違いない。
その後私も確認したくて、毎夕確かめに行った。塒入りは日没ごろなので、写真に撮るのはなかなか難しいのだが、感度6400にして、やっと証拠写真を撮ったのがこれ。
音もなくすうっと飛んできて、枝を揺らすこともなく止まる。その飛行術はほれぼれするほど上手だ。
こちらは、塒入りする前に別の木に止まっていたところ。カラスの声に反応してちょっと首を伸ばしている。この木に4時過ぎまだじっと止まっていたので、この夜はここで寝る?と思ったりもしたが、やはり4時半ごろ、ちゃんといつもの木に戻った。
今年はハイタカでスタートし、最後にまたハイタカで出遭えて感激。同じ個体を継続観察すると、親しみもわくし、鳥の生きる姿がよりよくわかってくる。
この冬の大きな楽しみがまたできた。