鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

冬鳥といえばツグミ

2019年01月23日 | ツグミ

ツグミが飛来するようになると、いよいよ冬が来たと思う。

しかし、この冬はなかなかツグミの姿をとらえられなかった。

やっと写真に撮れたのは、12月半ばごろ。

ツグミは飛来したての頃は、樹木の上にいることが多い。主にムクノキやエノキなどの木の実を食べている。

それらの樹に来る鳥が総じてこの冬は少なかったように思う。

 

さて、近所の公園の柿の実がやっと熟して鳥たちが集まるようになったころ、ツグミも現れた。

それも1羽や2羽ではなく、10羽ぐらいの群れでやってきた。

こんなにツグミがいたのかとびっくりするやらうれしいやら。

年が明けると、いよいよ柿の実も食べつくされ、樹上の食糧が乏しくなる。

すると、ツグミたちは地面に下りるようになるのだ。

地面に落ちている木の実や落ち葉の陰に潜む虫やミミズなどを食べるためだ。

水を飲みに来たツグミ。

過去に個体識別ができるツグミがいて、それぞれ毎年同じ場所に渡ってきていた。頭に傷のようなものがあるグミちゃんと、背中にたくさんの白い斑があるシロテンちゃんだ。しかし、今のところ残念ながら見つかっていない。

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池の鳥たち

2019年01月09日 | カモ類

新年を迎えたある日、秋に雛を育てたカイツブリ一家が親子4羽でまったりと過ごしているのを目にし、なんだか正月らしい感じのする風景だった。

そばにはオオバンも2羽いたが、カイツブリ一家は気にする風もない。カイツブリとオオバンは比較的相性がいいのかもしれない。

 

この冬の水鳥たちの状況は、あまり多様だとは言えず、秋にミコアイサの雄が飛来したときだけは盛り上がったが、その後は注目すべきことがないように思えて、観察から遠ざかってしまった。

あえて言うのなら、オオバンが多く逗留しているということか。7~8羽を数えたことがあった。今年は特に何かオオバンが暮らしやすい要因があるのだろうか。

ここでは水に潜って水草をよく採っているので、水草が多いためだろうか。

あとは、いろいろなカモが日替わりメニューで現れるが、定着はしない。

ハシビロガモ(まだエクリプスの状態。今ではきれいな繁殖羽になっているはず)

ヒドリガモ(これもエクリプス)

マガモ

マガモはやっぱりカルガモと一緒にいることが多い。

 

オナガガモ(換羽が進んできているころ)

ホシハジロ(一時多かったが今は少ない)

カイツブリに目の敵にされていた。

オカヨシガモ

年末にも飛来したことがあったが、こちらは最近の写真。お休み中。

今でもそれなりの数が常駐しているのは、やはりキンクロハジロぐらいだ。(昨秋の写真なので、まだエクリプスが多い。)

シマアジが来たこともあったらしいし、コガモも観察されたようだが、私は見ていない。

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