鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

オジロビタキとリュウキュウサンショウクイ

2016年12月30日 | 野鳥
自転車で行ける距離の公園に胸元が赤いオジロビタキが入ったと聞いて、行ってみた。







すでに20~30人のカメラマンが集まっていた。
このような胸元が赤いオジロビタキを見るのは初めてなので、三脚の列の隙間から証拠写真を撮った。
もっといいカットも撮りたいとは思ったが、その後連日100名ぐらいのカメラマンが集まるようになったらしく、そういう場所はトラブルのもとなので再挑戦はしていない。
ニシオジロビタキというらしい。

地元の公園でアトリを見ているとき、聞きなれない鳴き声が聞こえ、お仲間が居場所を見つけた。
姿はサンショウクイのようだった。






あっというまに飛んでいってしまったので、数カットしか撮れなかった。
みんなで写真を検討して、リュウキュウサンショウクイではないかということになった。
リュウキュウサンショウクイは沖縄で見ているが、最近北上中で、関東地方でも見られるようになっているらしい。
ただし、サンショウクイとリュウキュウサショウクイのハイブリッドもいる可能性があるという。
識別できる角度から撮れた写真がないので、結局結論は出ていない。



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縄張り守るジョウビタキ

2016年12月25日 | ジョウビタキ
今年もジョウビタキが飛来する季節となった。
ジョウビタキは一際縄張り意識の強い小鳥だ。
縄張り宣言する「ヒッ、ヒッ」という声で、飛来してきたことに気付くことが多い。


テレビのアンテナの上で縄張り宣言するジョウビタキのメス(11月4日)



地元の公園には今季、このメスがやってきた。



あっち向いて「ヒッ、ヒッ」


こっち向いて「ヒッ、ヒツ」


そのうち、このメスは、いつもこんな殺風景な場所に陣取っていることが多くなった。



観察していると、




ガラスに写ったライバルに盛んに攻撃をしかける。

ときどき水を飲んだり、餌を採ったりするとき以外は、ほとんど一日中この場所で攻撃を繰り返していた。


決して退散しないライバル。いったいいつまで続けるのだろう。お疲れ様なことだ。



ふぅ。


でも、ここ1週間ぐらいは、この場で姿を見ていない。
ライバルに負けて退散してしまったのだろうか。



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コミミズクとケリ

2016年12月23日 | 野鳥
年の瀬も押し迫ってきたが、滑り込みで今年のライファー2種を追加することができた。

コミミズク



コミミズクは一度は見てみたい鳥だったが、今までチャンスがなかった。
そこで、コミミズクが渡ってくることで有名な場所に、今年も入ったという情報があり、連れて行ってもらった。

夕方茂みから出てきて杭に止まり、一声二声鳴いたところ。ギャァというような威嚇声。


コミミズクのスサー。飛びだす前のストレッチ。太い脚だ。これでネズミなどを捕まえるのだろう。




夕やみ迫る前の飛翔写真は、いくらゆっくり飛ぶと言ってもなかなか撮るのは難しい。
正面顔が見えるものは、遠景でごまかす。



コミミズクはフクロウ類の中では特に人気があるが、それは、他のフクロウ類が昼間はほとんど眠っているのに対し、コミミズクは活動している場面が見られるからだろう。


ケリ

タゲリは何度か見たことがあったが、ケリは初めて。





行きと帰りに同じ場所で。夕日の色に染まるケリ。


はるばる案内してくださって、ありがとうございました。

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晩秋の鳥たち 遠征先にて

2016年12月03日 | 野鳥
晩秋に昆虫探しのついでに立ち寄った遠征先にて。

アリスイ





ここは毎年アリスイがいるという話は聞いていたが、実際にみたことはなかった。ダメもとで寄ってみると、例年になくよく姿を現すようで、なんとか見られた。
藪から出て場所を移動するときに姿を現すようだ。
今年は北海道で繁殖の現場も見られたので、アリスイがぐっと身近に感じられるようになった。





アリスイの場所には、珍鳥が出ているらしく、そちらにはたくさんのカメラマンがいたが、折よく鳥が出てきたのでついでに撮ってみた。
キマユホオジロという鳥らしい。このカットのみ。

タゲリ





以前ヘムレンさんに連れて行ってもらって初めてタゲリを見た場所と同じ。
敏感なので近寄れず、なかなか撮るのは難しい。地面に降りるとどこにいるのだがわからなくなる。



ミヤマガラス





黒い鳥は、これも撮るのが難しい。
コクマルガラスが混じっていないか探したが、いなかった。
でも、ミヤマカラス自身もライファーです。
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