鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

アラスカで鳥見 パフィンたち

2019年07月29日 | 野鳥

アラスカのアンカレッジに行ってきた。

一番の目当ては、パフィンを見ることだった。

Sewardという港から氷河クルーズ船に乗り、途中の島々で繁殖しているところや、海で餌を捕っているところが見られる。

船の客たちの大半の目当ては、クジラやイルカを見たり、氷河をみたりすることなので、それらが見られない時間帯は船室でくつろいでいる。

鳥を見たい人は、人がいないとき甲板のへさき部分に陣取って、ひたすら鳥が現れるのを待ち、撮る。

船の揺れと正面から受ける冷たい風に耐えて立っているのはなかなか大変だった。

ツノメドリ(Horned Puffin)

 ツノメドリは繁殖している岩場の近くで船がゆっくり進んでくれたので、岩場にいる状態を撮ることができた。

なんともユニークな顔。嘴はどのような構造になっているのだろう。

覗き込んでいる先にもう一羽。抱卵しているのだろうか。

海で餌取りをしているツノメドリたち。船が近づくと慌てて飛び立つ。

エトピリカ(Tufted Puffin)

 もう1種のパフィン、エトピリカは岩場では見つけられず(見つけにくいところで営巣しているらしい)、海で採餌している場面を撮るしかなかった。

海に潜っては魚などをくわえて上がってくる。そしてやはり船が近づいてくると慌てて飛び立つ。

なかなかうまく撮れなかったが、一番の目的を達成できてよかった。

 

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アオサギの巣立ち雛

2019年07月04日 | サギ類

アオサギの営巣の様子も興味深かったが、巣だった雛たちがどのように自立していくのかもぜひ観察したいことだ。

巣立ち直後の雛。

初めは木々のあちこちに止まっている姿が見えたが、だんだん水辺にいることが多くなった。

この噴水装置(水は出していない)がお気に入り。上の写真では脚を折り曲げて座っている。

兄弟仲良く羽のお手入れ中。足元にどこかから運んできた木の枝がのっている。木の枝でできた巣に暮らしていたので、枝があると安心とか?

別の噴水装置でカワウとご対面。どちらも特に意識していない?

一応アオサギらしい餌取り姿勢。何か採れるのだろうか。

こちらは動物園内の池で何かを採った。

でも、生き物には見えない。

木の枝を採る。

ツツイトモの切れ端を採る。

でも、どや顔?

飛ぶのは一人前のよう。

私が見ているときは、餌取りは一度も成功しなかった。

カイツブリなどは、親が付き添いながら少しずつ自分で餌を採れるように促し、雛たちも親の様子を見て覚えていくように見えるが、私はアオサギの雛の傍に親がいるのも見たことがない。でも、朝観察している方に聞いたところでは、朝は親が給餌に来るらしい。

一度そういう場面も観察しなくては。

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