ドバトを捕食するオオタカ

最近の鳥見話題は、どこでもオオタカに偏っている。
ほんとうは、かわいい小鳥が好きなのだが、
さすがに捕食中のオオタカが見られたのには興奮した。
昼前から４時近くまで、途中休み休み１羽のドバトを
羽をむしってほとんど全部食べてしまった。
（最後のひとかけらをうっかり落としてしまったのだが。）
ドバトは不運であったが、その命は少しも無駄になることなく、
もう一つの命に取り込まれたという感じである。

一つ気になるのは、ドバトの脚に緑色にひものようなものが絡み付いていたことだ。
私は見逃したが、そのひもをオオタカが食べてしまって、
喉にひっかかったような動作をしていたらしい。
そのひものせいでドバトはオオタカに捕まったのか。
そして、それを食べたオオタカは大丈夫なのだろうか。
どちらにしても、意図的であれなかれ、人間がなした所業であることに間違いはない。

ウグイス

小鳥の森の水飲み場。
誰かが餌をまいたといううわさあり。
そのためか、ウグイスが二羽、しきりに地面をあさっている。
そうでなければ、こんなに姿を現すはずもないのだが。

善福寺下池でオオタカ

家からは下池が近い。
下池に着いてカメラを取り出す前に、池の側のメタセコイアに大きな鳥の影を発見。
あわてて双眼鏡で見ると、オオタカだ。カメラもあわててセットして向ける。
根元まで近寄れる近さだが、枝が邪魔してなかなか全部の姿を写すことができない。
いろいろな角度から撮ってみているうちに、やには飛び立って中ノ島へ飛び込む。
カモの騒ぎ声が聞こえ、もしや獲物を捕ったのかと反対側へ回るが、見失ってしまった。
Ａさんにオオタカの年齢と羽の模様や色についてお話を伺う。
写真のオオタカは１令ということになる。

アオゲラ

土曜日、善福寺でＫさんとお話しているときに、大きくてウグイス色の鳥が
すぐ側の木に飛んできた。
よく見るとアオゲラだ。つつつと幹を駆け上って、木のまたのようなところを
盛んにつっついでいる。
けっこう長い間つっついてから、やおら池の反対側へ飛んでいった。
メスである。

どこでもオオタカ

まず、善福寺公園。昨日もオオタカが出ていた。
Ｋさんのお話によると、４個体が来ている可能性があるそうだ。
今日も昨日の同じ個体と思われるオオタカが、同じ木に止まっていた。
しばらくすると飛び立ち、池のユリカモメが一斉に飛び立った。
オオタカの姿は見失ってしまった。

井の頭公園でも、毎日オオタカのニュースが聞かれる。
今日もさっそく小鳥の森にパーチ。
２～３日餌を取っていないそうで、なんとなく落ち着かない感じ。
あまり時間を置かずにあちこちへ飛び回っている。