鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

ビンズイ

2007年12月30日 | セキレイ類
ビンズイは、それほど珍しい鳥ではないにもかかわらず、
今まではきちんと撮れたことがなかった。
今回の場所は「ビンズイの丘」と呼ばれるぐらいで、
地面にスズメのようにわさわさ群れている。
気がつかないで歩いていくと、それが足元から飛び立つ。
ただし、枯れ葉の中の群れは、目立たず、写真にも撮りにくい。
結果、満足とは言えないできばえになってしまった。

これが、セキレイの仲間であるのは、外見からはわからない。
むしろ、アオジなどにも似ている。
しかし、尾を振る様子は確かにセキレイだ。
タヒバリと見分けにくいが、目の後方の白い斑紋と、生息場所から識別するらしい。
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オジロビタキ

2007年12月29日 | 野鳥
この鳥は見たことがなかったので、出ていると聞いて、ぜひ見に行きたかった。
しかし、なかなか日程が取れず、結局今日の雨上がりに急遽出かけることに。
はるばる1時間以上電車に乗って。

着くとデジスコを構えている方が二人いらっしゃったので、尋ねる。
見れば、スコープで覗かなければ見えないような遥か遠くだ。
やがて、ミルワームをあげている方が見えて、
「先週は頻繁に出ていたが、今は出が悪い。」とおっしゃる。ガ~ン!
確かに、遠くでちらちら動いてはいるが、カメラに撮れる範囲には現れない。
ただ一回しかシャッターチャンスがなかった。
しかも、300mmでは遠いし、暗いので、ぼけ写真に。
ま、デジスコでかわいい姿を覗かせていただいたので、よしとしよう。
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ルリビタキのオス。

2007年12月21日 | ルリビタキ
マイ・フィールドには毎年ルリビタキが来る。
2年前はきれいな青のオスが少なくとも2個体来た。
しかし、前季は、青いオスは1個体も来なかった。
今季はどうなるのだろうかと、心待ちにしていたのだが、
メスタイプに遅れて、やっと青い個体が目撃された。
まだ、落ち着かなげに高いところを飛び回っていたが、
昨日、今日とだいぶ下に下りることが多くなってきた。
そして、今日はなんとかカメラにも収まってくれた。
一冬居ついて楽しませてほしい。
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冬鳥飛来 アカハラ

2007年12月16日 | アカハラ
アカハラは、今季なかなか撮れなかった。
気の葉陰から赤いお腹が見えたぐらいなので、写真は無理。

それが、やっと木の葉が落ちて、鳥が見やすくなり、
木の実を(ムクノキの実)を食べに来る鳥たちが捉えやすくなった。
今日は、アカハラを初め、シロハラ・ツグミ・ヒヨドリ・カラス・シメなどが、
次々とムク食堂にやってきては、おいしそうに実をほおばっていた。

写真はムクのみをフライング・キャッチするアカハラ。
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タゲリ

2007年12月15日 | シギ・チドリ類
初見・初撮り。

折から冷たい北風が吹き、刈り取りの終わった田んぼに100羽ほどのタゲリは、
2時間弱、ほとんど動かないで、頭を背に突っ込んで固まっていた。
きれいな玉虫色に光る羽だが、田んぼにうずくまっていると、角度によっては
まったく姿が見えなくなる。
途中、チョウゲンボウが低空飛行して近づいてきたときだけ、一斉に飛び上がる。
目を強調するような黒い線が顔を横切り、嘴は短めで、なかなか愛嬌がある顔をしている。
冠羽の短いのはメスか幼鳥なのだろうか。

普段は、暖かくなると飛び立って、三々五々あちこちの田へ採餌に出かけるらしい。
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