鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

MFにルリビタキは何羽?

2018年02月27日 | ルリビタキ
ルリビタキのいない冬は寂しすぎるが、この冬のルリビタキの数はわりと多いように思う。

人気の青いオス







このオスは12月の末に見たきりで、その後見ていない。同じ公園内の違う場所で見た人の写真を見せてもらうと、白い眉斑が短いという特徴が似ていたが、同一個体化とうかははっきりしない。

MFで最初に確認したルリビタキは水場に現れた個体で、メスのように思われる。これをAと呼んでおこう。



次に別の場所で見たのをこの個体



この写真ではメスか若いオスかわからない。
しかし、飛んだ時に青い色が目立った。



同じ個体だが、よく見ると肩のあたりがはっきり青いので、若いオスだと思う。これをBと呼ぶ。

このBと同じ場所で追いかけあっていた個体はこちら。



脇腹の部分の羽がおかしい。一時的なものではなく、いろいろな人が何度も同じ状態なのを確認しているので、怪我しているのかもしれない。これをcと呼ぶ。

次にまた違う場所で見たのがこちら。



メスのように見える。場所的にAの行動範囲の可能性もあるので、A'。

そして、最近池の周りでよく目にする個体。





A、B,C とは場所的にかなり離れているので、別個体だろうと推測される。メスなのかオス若なのか微妙だ。飛んだときに撮ったぶれぶれの写真をみると、背中の部分が青く見えるのでオスの可能性も強い。これをDとする。

私が目撃した範囲だけでも、青いオスとメスタイプが少なくともA(A')/B/C/Dと4羽、計5羽いる(いた)と言っていいだろう。

昨冬見た脚を怪我していた個体は、今年は見ていない。次の冬、きれいな青いオスになってまた来てくれる個体はどれだけいるだろうか。


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トラツグミ

2018年02月13日 | ツグミ
この冬のMFの鳥たちは、あまりぱっとしない。
そんな中で、トラツグミは比較的よく見られた。
12月中は、水場によく現れた。これはMFでは珍しいことだ。





年が明けると、別の場所に現れるようになったが、これは水場の個体とは違うという話だ。







ツグミ類は、渡ってきたころには樹上にいて、木の実などを採っているが、年が明けるころから地面に降りていることが多くなる。地面に落ちた木の実や、ミミズ・昆虫などを食べるためだ。落ち葉が堆積しているような場所にいて、盛んに地面をつっついたり、掘り返したりしている。
そして、この時期になると、割と人が近づいてもあまり気にしない。(個体差はあるが)

この日は、他に写真を撮る人もいなかったので、どこまで近づけるか試してみたが、フレームアウトしてしまうぐらい近づいても逃げなかった。



樹の上に止まっているところは、なかなか見つけられないが、飛んでいった先を探すとわかる。





鳥の数が少ないこの冬、バーダーたちを楽しませてくれるちょっとユーモラスなお客さんだ。







コメント (2)
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