地元の公園では、カイツブリ・カルガモのほかにも様々な野鳥たちが子育てしている。
池では今年もカワウが子育てしたし、陸域では、エナガ以外にもコゲラ・ヤマガラ・シジュウカラ・アオゲラや、もちろんハシブトガラスやハシボソガラス、猛禽類などが繁殖した。
その様子を観察するのは楽しいし、雛雛たちはどれも思わず頬がゆるむほどかわいい。親たちの身を削るような一生懸命さにも感動する。
しかし、最近は鳥撮りカメラマンが増えて落ち着いて観察できないことも多くなってしまったので、写真はほとんど撮っていない。
たまたま出会った巣立ち雛をちょっとだけピックアップ
●ヤマガラ
ヤマガラはいつのまにかすっかり地元で繁殖するようになり、雛も目にする機会が増えた。
▲5月上旬ごろの雛たち。まだ親と一緒に行動していた。
●カワラヒワ
どこで営巣していたのだろうか。すでに親離れしているようだ。今まで毎年親と一緒にジューンベリーの実を食べに来るのを観察するのが楽しみだったが、樹が伐採されてしまったので、こうした偶然の機会にしか目にできない。
●ツバメ
珍しく、池周りに雛連れの家族が現れた。親は池の上を飛び回っては餌を採り、雛に与えている。
▲親の嘴にはムスジイトトンボが。
それもそのはず。池には無数のムスジイトトンボが乱舞しているので、次から次へ捕ることがことができる。
巣立ち雛を連れて移動する道すがら、簡単に餌が捕れる池に立ち寄ったのだろう。雛もときどき捕る練習をしていた。
ひとしきりトンボ狩りをしたあと、一家は移動していったようだ。