鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

トラツグミ

2018年02月13日 | ツグミ
この冬のMFの鳥たちは、あまりぱっとしない。
そんな中で、トラツグミは比較的よく見られた。
12月中は、水場によく現れた。これはMFでは珍しいことだ。





年が明けると、別の場所に現れるようになったが、これは水場の個体とは違うという話だ。







ツグミ類は、渡ってきたころには樹上にいて、木の実などを採っているが、年が明けるころから地面に降りていることが多くなる。地面に落ちた木の実や、ミミズ・昆虫などを食べるためだ。落ち葉が堆積しているような場所にいて、盛んに地面をつっついたり、掘り返したりしている。
そして、この時期になると、割と人が近づいてもあまり気にしない。(個体差はあるが)

この日は、他に写真を撮る人もいなかったので、どこまで近づけるか試してみたが、フレームアウトしてしまうぐらい近づいても逃げなかった。



樹の上に止まっているところは、なかなか見つけられないが、飛んでいった先を探すとわかる。





鳥の数が少ないこの冬、バーダーたちを楽しませてくれるちょっとユーモラスなお客さんだ。








柿の木食堂のお客たち2 ツグミ編

2015年01月08日 | ツグミ
メジロやヒヨドリから評判を聞きつけたのか(つまりおいしそうに食べているのに気がついてか)、
柿の木食堂には、他の鳥たちも次々にやってくるようになる。

まずはツグミ。





こういう時って、瞬膜がおりている。









あっちにも、こっちにも。





こんなにツグミがいたのかと思うほど、あちこちから集まってきて、10羽はいたと思う。
長旅の疲れを癒し、厳しい越冬に備え、十分栄養がつけられそうなメニューなのだろう。

つづく

ツグミのグミちゃん

2014年04月22日 | ツグミ
2012年3月3日、こんな頭のツグミがいた。




初めは羽が乱れているだけなのかもと思っていたが、その後も同じ状態が続く。
先天的なものか、怪我によるものかわからないが、一時的な乱れではないらしい。

2012年4月20日の様子





その次の年、また頭の状態が同じようなツグミが、同じフィールドにいるのがわかった。

2013年3月3日



この年、フィールドのお仲間が、このツグミをグミちゃんと名付けた。

そして、今年。

2014年3月19日


グミちゃんは、また同じフィールドに渡ってきたのだ。

2014年4月12日のグミちゃん



つまり、同じツグミの個体が、毎年同じ場所に渡ってきたということだ。
渡りがピンポイントで行われることに、改めて感動する。

グミちゃん、そろそろ旅立ちかな。
来年も元気で姿を見せてほしい。

ツグミ、ツグミ、たまに四畳半

2012年02月23日 | ツグミ
今年は、冬鳥の飛来が少なく、いつもなら「なんだツグミか。」と言われるツグミさえ、初めのうちはなかなか目にできなかったが、木の実が落ち切り、いよいよ地上採餌のこのごろになってやっと毎日のようにツグミの姿が確認できるようになった。

地上に降りて採餌するツグミ



たまにストレッチ。



木の上で警戒鳴きするツグミ



ところで、昨年ハチジョウツグミが見られた公園で、今年もそれらしきツグミがいると聞き、ちょっと探してみた。
見つけたのは、あまりハチジョウとは言えないような個体。
噂の鳥がこれかどうかわからないが、もしそうだとしても四畳半か三畳。



ハチジョウツグミは亜種なので、普通のツグミとの交雑個体も多いのかもしれない。



冬鳥第3弾 ツグミもやっと

2011年12月07日 | ツグミ
冬鳥の代表格のツグミにさえ、なかなか出会えなかった今季、近所に一気に数羽入ったという知らせもあり、なんとか見たいと思っていた。
(シーズンも終わりごろになると、なんだツグミかとつい言ってしまうのだが…。)

そして、やっと水場に来たツグミをワンカット撮ることができた。
実はツグミが水場に来るのは、例年はけっこう珍しいことだったのだが。




シメなども飛来しているらしいが、なかなかお目にかかれない。
何よりも、ルリビタキが見られなくてさびしい。
もう少し寒くなれば、見られるようになるのだろうか。