下北弾丸温泉ツアーの初日、宿で一休み後、夜の部に出動。むつ市内の温泉施設めぐりです。最初に街中にある銭湯2つのうち、寿湯が温泉とのことで出向きました。街中で駐車場が狭いため、近くのスーパーの駐車場を利用。ついでに夕食の買い出し。
銭湯というだけあって、入口直ぐに番台、その奥に脱衣所となっていました。入浴料450円。ナトリウム-塩化物強塩泉で詳細は不明。加温、循環、消毒あり、加水なしで使用。浴槽は奥に2つあり、無色、無臭、微塩味のお湯は、どこが強塩泉?といった感じ。浴室のタイルもかなりレトロ感があり、脱衣所は薄暗い上に、いろいろなものが無造作に置かれていて、他人の部屋で着替えているような気分になりました。料金と云い、設備と云い、お湯と云い、たぶん2回目はないかもという久々の温泉でした。
次に向かったのが、市内の北西、少し山に入った場所にあるむつ矢立温泉。住宅地から抜け、山に入った場所にあり、周辺はいろいろと設備のあるレジャー施設のようでした。入浴料450円。ナトリウム-塩化物泉で源泉52.7℃、pH7.6のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使用。浴室には中央にドンと浴槽があり、脇にサウナとポリバス2つは水風呂。
お湯は薄茶濁、金気臭、強塩味のお湯がかなり勢いよく浴槽から溢れだしていて、床には成分が析出していました。詳しい分析表がありませんでしたので詳細は不明ですが、こちらも石神温泉と同様にかなりの成分総計であろうことが推計できます。街から10分もかからないとあって、遅くまで入浴客の出入りがありました。
下北弾丸温泉ツアーの初日、奥薬研温泉に残るのは、夫婦かっぱの湯。こちらは管理野湯のかっぱの湯とは異なり、隣接の施設による管理が行われており、入浴料230円と有料。露天だけで、シャンプー・石鹸の使用はこちらも禁止。アルカリ性単純温泉で、源泉65.4℃、pH8.4のお湯を加水、消毒あり、加温、循環なしのかけ流しで使用、無色透明、無味、無臭のお湯で癖のない熱めのお湯になっていました。もちろんこちらも男女別です。お湯の良さというよりは、雰囲気の良さが売りの温泉のようでした。
奥薬研温泉での入浴後、いったん、今回の宿、石神温泉にチェックイン。温泉施設の方は青森の典型的な温泉銭湯。一部老朽化が目につく部分もありましたが、お湯は別。ナトリウム-塩化物強塩泉で源泉48℃、pH6.7のお湯をかけ流しで使用。成分総計は32.33g/kgと下北半島では飛びぬけた量で、薄茶濁、金気臭、強塩味のお湯はインパクト大。内湯には浴槽2つあり、熱い(47℃程?)とぬるい(42℃)となっていて、熱い方は熱すぎて誰も入っていませんでした。
露天もありましたが、こちらは今回パス。サウナもあり、設備的には悪くなく、お湯からも周辺で人気の温泉施設のようで、駐車場にはひっきりなしに車が来ていました。その駐車場には怪しげな(?)パンダのバス停が目印になっているようでした。初日の午後の部は4湯で、部屋で一休みとなりました。