昨日から日本YH協会がクラウドファンディングを始めました。YH運動支援プロジェクトとして目標金額300万円、期間は半年間としています。最低3000円からで、協会に寄付か、各YHに指名で寄付の2種類があり、寄付金額により返礼が異なり、無料宿泊券なども発行するとのことです。
7月に今回のプロジェクトに参加するかのヒアリングが協会からあり、大曲YHとしては不参加としました。このため、各YH一覧に当YHの名前はありません。
多くのYHが宣伝になるならと、参加しているようですが、今回のプロジェクトの目的がコロナ拡大に伴う旅の自粛で施設の運営が困難となり、危機に陥っているため、と協会ではしています。
参加しなかった理由は、まずタイミングが遅い点です。3~4月の第一波とそれに伴う外出自粛時に多くの飲食店が前売りチケットの販売など、支援を求める行動をとりました。このタイミングだと、そうは思っていませんが、本気で潰れる寸前?と誤解を招くタイミングでもありそうです。また本来クラウドファンディングは目的がもう少し具体的で、その不足分を補うために目標金額を設定するもので、運営資金をこれで調達するのは、どうなのかと、当YHでは考えています。
総額300万円を100近いYHで均等配分しても、1カ所3万円平均となり、今回のプロジェクトは宣伝目的が強いようですが、宣伝するなら、知ってもらうことが大切で、せめて開始初日にJYHのトップページにリンクのバナーを作るなど、出来ることがあるように思いますが、朝日新聞社が行っているクラウドファンディングのサイトということを過信している気もします。YHを知らない人に広く知ってもらうには宣伝が不足だし、資金を集めるためなら上限が低すぎて、いずれも中途半端な気がしています。
のち