(四番 うがい場の清水)
大曲地区、雄物川西岸の姫神山(大平山)・伊豆山周辺に点在する湧水群(汲み場)。車道の他に登山道にもあり、一部は歩きでないと行けない。伊豆山周辺の車道は狭く要注意。昭和61年(1986)に地元の昔を語る会が選定・設置した。
ネットで見つけたものの、詳細は殆どなく、現場に行くのが一番と、本日の道中で立ち寄りました。姫神公園は以前行ったことがありましたが、その道は舗装路ながらも狭く、すれ違いも出来ないほど。雄物川沿いを進み、山側に入った所に分岐点があり、最初は姫神公園方向に。途中に3番笛ヶ沢下の清水と、2番笛が沢清水の看板がありました。3番は道沿いにありましたが、泉自体はどこかわかりにくく、溜まり池ははっきりと確認。2番は登山道らしき藪の先のようで今回はパス。
(三番 笛ヶ沢下の清水)
車を切り返すために姫神公園まで走り、先ほどの分岐点を左折し、伊豆山方面に。少し進むと伊豆山神社入口で、駐車スペースもありました。このすぐわきに4番のうがい場の清水が2本の杉の根元にありました。水量が少なく、今はこの水でうがいすることはできないようですが、かつて伊豆山神社参拝の際の清め水として使われていたようです。道の反対側にも沢水が溜められるように枡が2つありましたが、これはあくまでも沢水なので、西山十泉には入っていないようです。
(これは沢水?!)
更に道沿いに奥に進むと、一応通行可能なようになっていましたが、杉の倒木が多数あり。どうも今年の豪雪で倒れてしまったようです。そのためなのか、伐採用の林道もそこここに作られていて、神社とは別な意味で不思議な空間になっていました。途中にかなか沢の清水の看板があり、その先にそれっぽいのがありましたが、やはり雑草が多く、立ち入ることが出来ず。ゴールの長沢神社前のスペースに車を止めて、8番の地蔵尊の清水を探すものの、山が荒れてしまい、埋もれたようでした。
せっかくなので長沢神社まで20mほど登山道ぽい急坂を上がってお参り。9番の若林の清水(跡)への登山道は太い杉の倒木で通行止めになっていました。来た道を戻りながら見ていると、6番の女坂の清水入口の看板がありましたが、そこから登山道を上った所ですので、パス。そのまま伊豆山神社入口を通過し、分岐点から雄物川土手上の道を通り、どうにかすれ違いにならずに、国道105号線の大曲大橋まで戻って来られました。
結局、十泉のうち見ることが出来たのが、3番と4番の2カ所だけ。雑草が多い時期に来てしまったためですが、それだけでなく冬の豪雪、熊注意など、タイミングはあまりよくなかったようです。
一番 阿部の古城・水屋尻の清水 六番 女坂の清水
二番 笛が沢の清水 七番 かなか沢の清水
三番 笛ヶ沢下の清水 八番 長沢地蔵尊の清水
四番 うがい場の清水 九番 若林の清水(跡)
五番 接待場の清水 十番 ガニ沢の清水(のでの清水)
ネットでほとんど情報が流れていないので、あえて別枠にて上げました。