新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

大仙市/西山十泉

2021-07-17 23:32:23 | 水関連

(四番 うがい場の清水)

大曲地区、雄物川西岸の姫神山(大平山)・伊豆山周辺に点在する湧水群(汲み場)。車道の他に登山道にもあり、一部は歩きでないと行けない。伊豆山周辺の車道は狭く要注意。昭和61年(1986)に地元の昔を語る会が選定・設置した。

ネットで見つけたものの、詳細は殆どなく、現場に行くのが一番と、本日の道中で立ち寄りました。姫神公園は以前行ったことがありましたが、その道は舗装路ながらも狭く、すれ違いも出来ないほど。雄物川沿いを進み、山側に入った所に分岐点があり、最初は姫神公園方向に。途中に3番笛ヶ沢下の清水と、2番笛が沢清水の看板がありました。3番は道沿いにありましたが、泉自体はどこかわかりにくく、溜まり池ははっきりと確認。2番は登山道らしき藪の先のようで今回はパス。

(三番 笛ヶ沢下の清水)

車を切り返すために姫神公園まで走り、先ほどの分岐点を左折し、伊豆山方面に。少し進むと伊豆山神社入口で、駐車スペースもありました。このすぐわきに4番のうがい場の清水が2本の杉の根元にありました。水量が少なく、今はこの水でうがいすることはできないようですが、かつて伊豆山神社参拝の際の清め水として使われていたようです。道の反対側にも沢水が溜められるように枡が2つありましたが、これはあくまでも沢水なので、西山十泉には入っていないようです。

(これは沢水?!)

更に道沿いに奥に進むと、一応通行可能なようになっていましたが、杉の倒木が多数あり。どうも今年の豪雪で倒れてしまったようです。そのためなのか、伐採用の林道もそこここに作られていて、神社とは別な意味で不思議な空間になっていました。途中にかなか沢の清水の看板があり、その先にそれっぽいのがありましたが、やはり雑草が多く、立ち入ることが出来ず。ゴールの長沢神社前のスペースに車を止めて、8番の地蔵尊の清水を探すものの、山が荒れてしまい、埋もれたようでした。

せっかくなので長沢神社まで20mほど登山道ぽい急坂を上がってお参り。9番の若林の清水(跡)への登山道は太い杉の倒木で通行止めになっていました。来た道を戻りながら見ていると、6番の女坂の清水入口の看板がありましたが、そこから登山道を上った所ですので、パス。そのまま伊豆山神社入口を通過し、分岐点から雄物川土手上の道を通り、どうにかすれ違いにならずに、国道105号線の大曲大橋まで戻って来られました。

結局、十泉のうち見ることが出来たのが、3番と4番の2カ所だけ。雑草が多い時期に来てしまったためですが、それだけでなく冬の豪雪、熊注意など、タイミングはあまりよくなかったようです。

一番 阿部の古城・水屋尻の清水              六番 女坂の清水
二番 笛が沢の清水                                 七番 かなか沢の清水
三番 笛ヶ沢下の清水                              八番 長沢地蔵尊の清水
四番 うがい場の清水                                九番 若林の清水(跡)
五番 接待場の清水                                   十番 ガニ沢の清水(のでの清水)

ネットでほとんど情報が流れていないので、あえて別枠にて上げました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大仙市のマニアック湧水巡り

2021-07-17 23:18:29 | 水関連

二日草刈りをやったので、今日は外作業をお休みにして、調べていた近場の水場を午前中廻りました。

<十人寒水> 大仙市豊川清水ノ上

大仙市中仙地区、県道11号線羽後豊川郵便局近くにある湧き水(池)。足場なども残り、古くから地元で生活用に使われていたようだ。別名、野田の清水(泉)。ネットでは一切引っかからない地元の清水。ストリートビューでたまたま発見。

<東寒水> 大仙市豊川清水ノ上

大仙市中仙地区、県道11号線羽後豊川郵便局近くにある湧き水(池)。十人寒水に近く、県道沿いまで広がる。

<三本杉の清水> 大仙市刈和野字大佐沢

刈和野地区、国道13号の大佐沢公園の反対側、田んぼの真ん中にある湧き水(汲み場)。ほかで見た時は開けた田んぼの中にありましたが、行ってみたら藪の中でした。

<西山十泉> 大仙市花館、姫神山・伊豆山周辺

別項にて。

<祓川の清水> 横手市大森町板井田字拂川

大森地区、県道36号線板井田集落から西に入り、杉の沢ダムの下にある湧き水(池)。古くは坂上田村麻呂が神宮寺岳の鬼賊討伐を祈願し、この清水で禊ぎ祈ったことから御手洗川とも云うと云う。江戸時代の菅江真澄の紀行文にも長江が残る。すぐ上にダム(溜池)があるので一緒に視察。

<杉ノ沢ダム> 横手市大森町板井田字生板倉

大森地区の北、県道36号線百目木地区から西の山に入った所にある土地改良区(以前は秋田県)管理の灌漑用アース式ダム。戦前の昭和9年(1934)に秋田県により作られ、昭和50年代に農水省により改修工事が行われた。堤高/堤頂長は15m/200mで総貯水容量59万㎥。アクセスは細いながらも舗装路があり、人はだれもおらず。魚が気持ちよく泳いでいました。

ここで12時になり、本日は時間切れ。

 33.9℃

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする