新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

溜池の構成要素

2021-07-31 23:10:26 | 水関連

(洪水吐・美郷町一丈木ダム)

明日、ようやく待望の新型コロナのワクチン接種となります。そのため、今日は体調を整えるため、また週末で飛び込みのお客様もあるかもしれないので、おとなしく自宅待機となっています。

さて、ご存じの通り、このところ溜池を多く廻っています。溜池は人手で作られたものと、自然に出来た池や沼を更に堤防で丈夫にしたもの。堤防(土堤または堰、正式には堤体)がつきものです。この堤が高さ15mを超えるものを「ダム」と呼んでいるようです。田園地帯にある当YHの近くにも多くの溜池がありますが、ダムに該当するところは少ないようです。

(取水装置・横手市相野々ダム)

溜池の構造を調べてみると、溜池には4つの要素があるようです。先の堤もその一つ。他に洪水吐(こうずいばき)、取水施設、輩出した水を流す底樋(そこひ)、他に管理道路や接続水路などの周辺施設などがあります。

洪水吐はコンクリート製でダムにもあるもので、池の水が大雨などで溜まり過ぎると堤と溜池を守るために自動的に溢れる水を流す仕組みで、溜池を見る際の大きな見所のようです。これにつながる接続水路も場所によっては豪勢なものがあります。

取水施設は、池の水を抜くときに使う「栓」とそれを動かす仕組みです。斜𨫤と呼ばれる堤に沿って制御棒が延びていて、堤の上の小屋から動かすことが多いようです。一部は、縦樋という池の中の小屋状の取水設備もあり、一番有名なのは、「ムーミン谷」かもしれません(イメージ的に)。

(導水路・美郷町潟尻第二ダム)

溜池巡りはまだまだ素人の域ですので、当面、これらの要素と周辺の雰囲気、アクセスなどを気にしながら巡りことになりそうです。

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