本日は気分転換で、冬の間にお勉強した近場の湧水巡り。六郷から県道11号線、通称・角六線沿いの知名度の低い湧水探し。最初は畑屋地区の安城寺にある荒羽祇(あらはばき)神社境内にある3連の湧水(池)。古くからあり、大正末期に一度整備されたが、その後荒廃し、平成になり安城寺湧水公園として再び整備され、また神社と共に安城寺農村公園とも称するようです。
続いては、県道11号線を北上し、美郷町から大仙市に入ってすぐのところにある消防署東分署のすぐ北の小路を西に入った杉向地区にある(杉向)大清水と呼ばれる湧水。舗装の小路から入った所にあり、そこまでは砂利道。小路に車を止めて、徒歩で見学。大きな池と、それを囲む形で小さな長い池、その隣にも池がある複合湧水になっているようで、池の底から湧いているようでした。
周辺は資料によると個人の私有地とのことでしたが、東屋もあり、平成21年度のむらづくり交付金(農村振興総合整備統合補助事業)で整備されたようでしたが、雪どけすぐという時期もあり荒れ放題。説明看板にはトミヨ属やスナヤツメなどが生息し、スギナモ等の希少な水生植物が自生しているとのことでしたが、確認はできませんでした。