昨日、どうにか建物の雪囲いを取り付けましたが、今日の夕方から初雪となり、滑り込みセーフと云ったところです。ニュースでは青森県の酸ヶ湯温泉で夕方6cmの積雪になったとのことで、暑さの残る秋で紅葉も遅れ気味でしたが、冬の到来はいつも通りの時期になったようです。
さて先日、横手駅と岩手県の北上駅を結ぶ北上線が100周年を迎え、利用客に記念品が贈られたそうです。昨年は北上線をもっと知って、利用してもらうために無料乗車券を配ったとのことで、地元ではどうにか北上線を残そうとしています。
とはいえ、北上線は2023年度には15億円を超える赤字となっており、JR東日本が算出する収支率では下から数えた方が早い状態で、3セクに移管されていたりすれば、経営が成り立たない状態とも言えそうです。
それでも、当YHにとっては貴重な交通手段の一つ。特に今年7月の大雨で現在でも奥羽本線の新庄~院内間が復旧工事のため不通になっており、わずかな便の代行バスが走るのみで交通手段と云えない状態。北上線も走る本数は決して多くありませんが、盛岡~大曲の田沢湖線も普通列車となると直通は一日2、3本しかありません。
このような状態ですので、当面北上線廃止という話は少なそうですが、これからの冬の時期、奥羽山脈をほぼトンネルなしで横切る形の北上線は、大雪による倒木などで頻繁に運休する可能性があります。秋田新幹線を利用できればいいのですが、青春18きっぷや東日本パスなどはほぼ普通列車限定ですので、交通手段が限られてしまいますので、ご注意ください。
のち
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