先日、ニュースを見ていたら、新聞の全国紙で毎日新聞と産経新聞の2紙が富山県での配送を休止し、取り寄せとなるため数日を要することになるとの話。同時に富山県版も休止とのこと。
その理由として、富山県の新聞のシェアは、北日本新聞(本社・富山市)が55%、読売新聞15%、富山(北國)新聞(本社・富山市)10%ほどに、上位3紙で80%を占め、直近では毎日新聞は1日645部、産経新聞245部と極僅かな販売数になっていたとのこと。従来「全国紙」と呼ばれた新聞社ですが、これからどういった呼び名になるのかと、余計な心配をしてしまいました。また秋田県でも同様のことが起きる可能性があるかもしれません。
この理由としては、やはり人手不足や燃料代上昇に伴う配送費用の増加があるのでしょう。そもそもスマホの普及などにより新聞だけでなく、本や雑誌などの販売部数が減少し、先日は夕刊フジが休止というニュースも流れましたし、地元秋田魁新報社も電子版を紙面購入者に無料開放(要登録)といったサービスを行う必要が出ているようです。
昔なら、「新聞ばかり読んでいる」と暇人扱いや仕事をさぼる代名詞のように云われたこともありましたが、「新聞を読むのは良し、ネットを見るのは遊んでいる」なんて認識の時代がありました。現在では、「新聞を読むのは古い人間」なんて言われそうです。
一時
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