昨日、天童に出掛けた際、帰りに少し時間がとれたので、せっかくここまで来たのだからと、一ヶ所だけ温泉に入ってきました。天童周辺には多くの温泉があり、入ってみたい温泉も沢山あるのですが、一ヶ所しか入れないということで選んだのは、天童から西に進んだ大江町の道の駅近くの日帰り入浴施設、舟唄温泉テルメ柏陵。
入浴料300円。浴室には内風呂2と露天風呂、サウナ。お湯は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で源泉55.5℃、pH7.9の弱アルカリ性で、これを加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用するという贅沢さ。特にここのお湯は成分総量22.5g/㍑と残留物の量も非常に豊富な濃い温泉。硫黄臭があり、味は塩辛く、この日は薄白濁でした。
色は日によって異なるとのことで、お湯の良さもあり、地元の方を中心に大人気の温泉で、強いて悪いところを挙げると、混んでいると言う事くらい。敢えて一つだけ選んだ温泉としては「当たり」だったようです。山形県の温泉も奥深く、まだまだ廻らないとならないようです。
週末が明けたので、月曜早々に出かけてみました。今回は天童に所用がありましたので山形県まで。到着して真っ先に目指したのが、天童の超有名そば店、水車生そば。でも、蕎麦ではなく、ここは地元のB級グルメ「鳥中華」の元祖とのこと。
蕎麦屋と聞いていましたが、観光客が大挙して訪れるようで、駐車場も2階建て、観光バスも留められる場所まであるほど。平日なのに、店内はお客様でごった返しており、注文してから出てくるまで30分近くかかってしまいました。
出てきた鳥中華は、蕎麦屋のラーメンとしても人気があるようです。醤油ベースの鶏ガラスープでさっぱりのラーメン。雰囲気的には、古い東京ラーメンや十文字ラーメン、六郷のたぬ中などの「シナそば」に近いようでした。
10月の週末は秋田県南で多くの収穫祭が開催されています。毎年この週は、大仙市中仙でジャンボうさぎフェスティバルが開催されています。全国的には珍しい祭りなのですが、知名度がそんなにではないので、地元の方の収穫祭的な色合いが濃く、来場者の大半が地元の方で、そのため駐車場の比較的余裕がある状態です。
祭りではうさぎの品評会、ペットとしてのうさぎ販売やふれあいコーナーと、別な場所にはうさぎ鍋の試食コーナーがあり、毎年うさぎ鍋をご馳走になりに出向いています。振舞で無料の鍋ですので、贅沢はいえませんが、今年はうつわが少し小さくなったようでした。それでも2度ほど並んで、美味しく頂きました。
この時期とばかりに地元の名産品が屋台で販売されており、それも楽しみの一つです。うさぎ鍋はこの機会を逃すと、予約しなくては食べられませんので、ご興味ある方は、来年の祭りにお越しください。
先日の鳴子温泉、夜の温泉ツアーでは、勢いでもう一つ。鳴子温泉の共同浴場の双璧、早稲田桟敷湯にも滝の湯のあと出向きました。昼は少し離れた湯めぐり駐車場から歩く必要がありますが、駐車場が8時までで閉鎖になるため、夜なら前に路上?ということで、路上駐車して入浴。
入浴料330円(夜8時以降、通常540円)。町有下地獄混合源泉と東北大学鳴子分院混合泉のミックスで源泉85℃、pH7.6。含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉でほぼ無色透明で水垢状の湯華、硫黄臭、無味。内湯一つで洗い場はあるものの、シャンプー石鹸はなし。湯船の間にあるボーリングの玉返しのようなところに源泉が注がれていて、その中は熱湯!加温、加水、循環、消毒なしが多い鳴子温泉では珍しく、ここは加水と循環あり。
夜は地元の人が大半のようで、脱衣所や浴室に入る際には、「おばんです」と声をかけるのがルールのようで、観光客が多い昼とは違う一面を見た気がしました。渋めの温泉街の中の異空間。鳴子温泉ツアー初日はこれで終了、6軒、8湯の入浴となりました。
時々
10月も後半に入り、畑の食用菊も全開に開花が始まっていましたので、本日、黄色の食用菊の今年最初の収穫を行いました。紫の食用菊と異なり、花も大きく、数も沢山あるので、一往復すると、スーパーの袋に2~3つ収穫出来てしまいます。
収穫は約30分程で終わるのですが、花びらを取る作業に2時間ちょっと、洗って茹でるのに1時間、更に小分けにしてラップするのに2時間ほどかかり、収穫は簡単ですが、処理にたっぷり時間がかかります。今回の作業で約100食分出来上がったことになります。11月の上旬花が寒さでしおれるまで、あとこの作業を何回か、行う必要がありますが、花の量はそれをしても余るほどあります。
ご自分で摘み取り作業を行える方でしたら、今の時期、お越し頂ければ、好きなだけお持ち頂けるかと思います。ただ、その後の処理はかなり手間になりますが、その覚悟がある方、お待ちしています。
のち
鳴子温泉の記事が続きますが、今週も本当は泊まりで温泉ツアーを目論んでいました。でも幸いなことにパラパラとお客様に来て頂けて、泊まりでは無理なので、日帰りの温泉ツアーもあります。本日は、秋田との県境のすぐ先、岩手県の湯田の温泉巡りとなりました。
ここでもまず行きたかったのが名物「穴ゆっこ」。国道から錦秋湖の橋を渡って、JR北上線のゆだ錦秋湖駅から徒歩数分の場所にありました。入浴料300円。浴室は大浴槽が一つと名物の穴風呂。お湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉40.6℃、pH7.8の弱アルカリ性で加温、循環、消毒ありで使用。無色、無味で匂いは消毒臭の中にうっすらと芒硝臭がありました。
洞窟風呂のほうは加温と消毒はあるものの循環なしで掛け流しで使用とのことですが、1mほど通路の奥にある洞窟風呂はサウナのようで、中に2日に一度使用するという消毒臭が充満していて、ちょっと残念でした。基本的に地元の方の利用が大半のようで、
駅から歩ける温泉としては、十分に価値のある温泉の一つです。
昨日の台風通過に伴う大荒れの天候の後、気温も上がらず、鳥海山では初冠雪となりました。昨年と比べると10日遅いものの、ほぼ平年並みとのことでした。
さて、先日の鳴子温泉ツアー。夕方、一休みして夕食も済ませたことで、体力も回復(?)、初の夜の温泉ツアーに出向きました。観光客も減っている時間と思い、鳴子温泉まで戻り、共同浴場のハシゴ。
最初は有名な共同浴場、滝の湯に行ってみると、建物前に車を止めるスペースが空いていたので、突入!入浴料150円と鳴子温泉郷で最安値。周りには高級温泉ホテルが林立しているので、施設の渋さもあって、観光客と地元客でごった返し。
酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム-鉄(Ⅱ)・硫酸塩泉と長ったらしいもの。このお湯は裏の温泉神社源泉が主で、他の多くの温泉が使っている町有下地獄源泉が足されているようです。源泉46℃、pH2.8と鳴子温泉郷で一番酸性度の高いお湯。浴室には内風呂が一つ、打たせ湯用風呂が一つ(滝2)で4本の木の樋で湯が供給されており、内風呂は熱め、打たせ湯風呂は39℃くらいのヌルメ。
薄青白濁で硫黄臭プンプンのいいお湯。とにかく入浴客が多く、写真撮影禁止とのことで、夜の撮影は出来ませんでした。でも、明朝、営業開始前にちょいと、窓から盗撮させて頂きました。駐車場がないのが難点です。建物前に路上駐車が3台分?!回り道して、温泉神社の裏(上)の鳴子ホテル隣の空き地がかなりスペースがあったことは、後でわかりました。
先日の鳴子温泉ツアー。さすがに3軒一気にハシゴ湯したので、体力的に厳しく、鳴子の街を視察を兼ねて散策。その間に陽も傾き始め、旅館系の入浴時間の締め切りに近くなってきたので、狙っていた東鳴子温泉の高友旅館に。ここは誰の評価を見ても高得点をつけている温泉旅館。かれこれ20年以上前に飛び込みで泊まったことがありますが、その時分には、「汚い温泉!」というイメージでした。
入浴料500円。館内には4種類の湯があるそうですが、一つは女性専用で入れず。もう一つは湯が張っていないということで、2つのお湯に入ることが出来ました。最初は一番有名な大浴場。そういえば、ここの大浴場は混浴でした。恐る恐る入ると、もちろん貸切。湯船は黒湯とも呼ばれるだけあって、濃い笹緑濁。幸の湯源泉で含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉57.8℃、pH6.7。
味はないものの、硫黄臭ともアブラ臭とも云える独特な匂いに満足。年をとると、趣向も変わるもんだと。誰もいない浴室でブツクサと独り言。隣のプール風呂も湯が抜けていましたが、その湯口にも、床にも温泉成分の析出。
次に迷路のような建物の中を散策し、たどり着いた2つめの風呂、ひょうたん風呂。源泉は玉の湯源泉で、女性専用のラムネ風呂と同じお湯。ということは泡つき?と期待したのですが、ほとんど泡は付きませんでした。何が違うのでしょうか?!源泉49℃、pH6.5ということですが、湯船はかなりヌルメ。後で聞いたら東日本大震災の後、源泉の温度が下がってしまったとのこと。まあ、誰もいないと思われる日に、ここで2つも入れたのだからと。大満足でした。
のち
今週も週明け早々台風が本州縦断コースとのことで、更に連休最終日飛び込みのお客様ありませんでした。それにしても今年は天候に泣かされる日がとても多い気がします。
さて先日の鳴子温泉ツアー 中山平温泉2軒入浴で、ヌルヌルのうなぎ湯が続き、次は気分転換に鳴子温泉まで戻り、違う種類の温泉に。3軒目は、スーパー近くの国道沿いにある東多賀の湯。
入浴料500円。風呂は内湯が一つだけで、蛇口やシャワーなどはありません。本当の湯治場状態で、国道沿いにこんなに渋い温泉があるとはさすが鳴子!源泉は東多賀の湯1号泉で自家源泉。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉のお湯で源泉45℃、pH5.4の弱酸性泉。
湯船は真っ白に濁り、強い硫黄臭が漂い、これぞ多くの方がイメージする「ジャパニーズオンセン」。源泉井戸近くでお湯にガスが含まれているため、浴室の低い場所に多くのガス抜き穴がありました。少しヌルメのお湯でしたが、3軒目ということもあり、長湯してしまいそうになりました。
のち
先日の鳴子温泉ツアー。一軒目の琢秀を後にして、中山平温泉郷の諸々の温泉施設が何処にあるかチェックして、国道沿いの日帰り入浴施設、しんとろの湯に到着。建物もきれいで場所もいいので、駐車中の車も多く、折角だからと2湯目に。
入浴料420円。源泉は星沼源泉1号と新コミュニティ源泉の混合湯。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉93℃、pH.9.4と強アルカリ泉。アルカリの強さとメタケイ酸403mg/㍑でこちらもヌルヌル、うなぎ湯で、数値だけを見れば琢秀を遥かに越えていました。
薄っすらと黄色がかったお湯からは硫黄の臭いがして、温泉感は抜群。内湯が一つだけのシンプルな浴室には、引っ切り無しにお客さんが来ていました。湯使いも悪くなく、木の樋にお湯を通すことで適温化して、加水なしとのこと。ただ、混んでいて落ち着かないかな?!琢秀とは甲乙つけがたしでした。さすが噂通りの中山平温泉でした。