新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

温泉郷とは?

2020-07-20 23:33:20 | 温泉(非分類)

6月に秋田県の温泉を廻っていて思ったのが、「温泉郷」と云われるところが温泉郷でなくなりつつあるということです。一軒宿の温泉は「温泉地」と呼ぶそうです。温泉郷は複数の温泉施設が集まっている場所で、秋田県内には有名処では、乳頭温泉郷、田沢湖高原温泉郷、小安峡温泉郷、秋ノ宮温泉郷、男鹿温泉郷など、幾つかあります。これらの有名処は、まだ温泉郷のイメージが強くありますが、今回廻った中で、大仙市北西部にある強首温泉郷と、大館市の東、大瀧温泉郷で、つい考えてしまいました。

強首温泉郷は、油田の試掘井戸を共同井戸として使用して、かつては数軒の温泉がありました。今は2軒になってしまい、その距離も数キロ離れています。関東生まれの身にとって、温泉郷は草津や鬼怒川のイメージで、数キロも離れている2軒で温泉郷というのは、イメージとは大きく異なります。さらに大館市の大瀧温泉は、江戸時代には全国温泉番付にも載るほどに知られた温泉郷でしたが、数年前に中堅施設が閉鎖となり、常時入浴可能なのは、日帰り施設1軒だけ。旧道を走れば、温泉街の面影が残りますが、大型施設ほど廃墟状態。

古くからの慣例で、こうした地区でも温泉郷という名称を一部で使用しているのでしょうが、イメージとは異なると思いますので、利用する際には心得てください。

山形県のそば街道も、軒並みそば屋をイメージしていったら、点在で驚きましたが、それと同じかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YHの過去帳、アップデート

2020-07-19 23:19:18 | YH

先日で秋田の鉱山のお勉強が一応終わりましたので、空いた時間に何をしようかと考えていました。とりあえずYHの過去帳のアップデートを開始。昨年の今頃にバージョン(Ver)1で作り、9月に古いハンドブックを借りてきてVer2を途中まで作成して、印刷せずに終わっていましたので、更に集まった資料でVer3として、すべてを見直してみます。

前回はなくなったYHのみにしていましたが、何人かのお客様から、「あそこはなかったっけ?」と、現存するYHを聞かれることもありましたし、ここにきて閉鎖、解約するYHが増えており、なくなった途端に写真やデータなどがネットからなくなってしまうので、営業中のYHも今回入れてみました。突然閉鎖となっても、写真などは入手済みですので、悲しい話ですが、すぐに資料に繁栄できそうです。

どうしてもページ数が多く、印刷するのにインク代がかなりかかってしまうので、前回は印刷せずでしたが、今回はちゃんと印刷まで出来ればと考えています。こちらは鉱山とは異なり、当YHのお客様には幾ばくかのニーズがあります。

のち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャガイモの収穫

2020-07-18 23:29:42 | 畑・工作

今晩からまた天気が悪くなるとのことなので、今朝、連泊のお客様を放置して、芋掘り決行。土の状況は決してドライというわけではありませんが、この先いつ雨が降り続くかわかりませんし、当YHのジャガイモ畦はマルチで覆われているので、湿り気も少ないかと。

掘ってみると、土はまずまずの状態。キタアカリはちょうどいいタイミングで、痛みも小芋もほとんどなし。メイクインは少し早かったようで、少し小芋あり。それでも次のチャンスは来週末になりそうなので、掘ってしまいました。一部では土がついているイモもありましたが、それは後で仕分けして、早めに消費するようにします。世の中ではジャガイモも2倍に値上がりするほどのようですが、今年も例年並みの収穫でした。

掘るのに2時間。最後に抜いた畝をマルチで覆って1時間。これからの雑草対策も終了。今年のジャガイモはこれにて完了となりました。

一時

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋田の鉱山、資料完成

2020-07-17 23:26:10 | 鉱山

昨年冬から、暇を見ては作り続けてきた秋田の鉱山の資料集が、本日ようやく、とりあえずの完成となりました。秋田県内陸では銅や金の鉱山、沿岸部では油田とバリエーションも多く、また時代も古くは江戸時代以前から、明治時代、油田では現在でも稼働中のものと幅広い時代を勉強するきっかけになりました。

これから、時間があれば、記載した場所に実際に出向いてみて、どうなっているのか、どう楽しめるのかを見てみたいと思っています。

ただ、内容が内容なので、リピーターのお客様でも興味を持ってもらえない方が大半だと覚悟しています。それでも、来られた際には是非、一度手に取って見て頂ければ、今まで見たことのない世界が広がっているかと思います。

さて、次は山形県の鉱山をお勉強してみましょう。来年の春ごろには形に出来ればと考えています。

一時

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイクロツーリズムと食事

2020-07-16 23:23:41 | 経営

東京のコロナ感染が収まらず、GOTOキャンペーンから東京が除外されるという珍事が発生。解説者や有識者と呼ばれる人が、本来の経済効果が望めないとの話をしていますが、当YHで見れば、おおよそ関東圏からのお客様が半数を占めますので、GOTO対応していたら効果は半減となる所なのでしょう。

さて、コロナ禍の観光では、まずは近場からと星野リゾート社長のお話は一理あると思っています。いわゆるマイクロツーリズム。その話の中で、面白かったのが、山の上の高級旅館で刺身やカニなどを提供する理由。かつては湯治を含めてマイクロツーリズムが基本だったので、近くの温泉に泊まりに行くのは贅沢旅行。そのため、食事も贅沢感がある刺身盛やカニ、鍋などが提供されていたと。それがより遠くにとなる中で、郷土料理のニーズが高まったと。

地元の人間が利用するなら、郷土料理はいつも食べている料理。当YHでは、地元の方の利用はほとんどなく、そのため年中きりたんぽを提供していますが、たまに秋田の方が来た時には、きりたんぽを提供するのを躊躇します。

今まで郷土料理や地産地消などと云って、食事を売りにしていたところが、果たしてすぐにマイクロツーリズムで地元対応のためにと、食事を変えることは容易ではないようです。それでもコロナ禍での観光に対応するためにはそれも必要なことなのでしょう。

のち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋田県の全面広告

2020-07-15 23:20:41 | お知らせ

来週末には4連休を控え、少しはお客様もと期待していましたが、新型コロナの猛威は衰えず、状況に黄色信号がともっています。秋田県では4月中旬以降3か月近く感染者が出ておらず、ほぼ無菌状態と云える状況です。そのため、首都圏からのコロナ流入を非常に恐れており、先日9日には秋田県が地元、秋田魁新報に全面広告を打ちました。

さすがに今の状況では、首都圏から来るなというのは、時期尚早ということなのでしょうが、県民に対しては「極力控えるように」と回りくどい表現となりました。

一部では秋田、岩手は感染リスクも低いため、逆に安心して旅行に行けると変な人気になっているとの話もありますが、地元ではこうした対応がとられています。そのことをご理解の上、これからの旅行計画を立てて頂ければと思います。

時々

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝豆の救出作業

2020-07-14 23:17:26 | 畑・工作

ようやく昨晩までの雨も上がり、今朝は青空。夕方からはまた雨とのことで、先日の畑作業の延長戦。

1時間ほどで、どうにか残り半分の雑草処理が終わりました。それでもまだ1畦が終わった所。あと2つほどやらないといけませんが、抜いた脇の枝豆を見たら、サツマイモのように地を這う枝にビックリ。

 

 

次の畝の草むしりは週後半に延期して、枝豆に支柱を立てる作業を急遽行いました。枝豆1畦分で1時間もかかってしまい、2畝終わったら、もう夕方で小雨も降り始めて試合終了。

枝豆は90℃傾きを変えた形になりましたので、外から見ると、葉の裏側が見える状態。数日経って、太陽が出れば、葉っぱもそっちに向き直ってくれるでしょう。

時々

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シシトウの初収穫

2020-07-13 23:11:16 | 畑・工作

昨日からの雨も今日には一息つく時間もあり、雨の止んだ時間を見計らって畑で今年初のシシトウの収穫。

早くも30本ほど収穫できました。今年のシシトウは大きくなる品種なのか、ティースプンと同じくらいの大きさのシシトウがズラリ。

従来は夕食のメニューになりますが、夕食食べる人がいないし、長期滞在のお客様の朝食のメニューに苦しんでいるので、明日は朝食で調理してみましょう。

それにしても悪天候が続き、畑作業が出来ません。そのため(と責任転嫁しますが)雑草が伸び放題になって、ナスとシシトウの木を圧迫しています。今日も収穫時にマルチに足が沈むという泥沼状態。草刈りなら雨が上がればすぐに作業できますが、草むしりや畑作業は数日天気が続いてくれないと、泥沼の中での作業になるので、非常に効率が悪くなります。

のち一時

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人の休日パスを秋に発売

2020-07-12 23:09:53 | 観光地

政府のGOTOキャンペーンと同時に、JR東日本も先日キャンペーンを発表しており、大人の休日パスが9月下旬(9/24~10/6)に臨時設定されるとのこと。政府のGOTOキャンペーンではその効果は一部の大手宿泊施設限定となりそうです。今回のコロナ流行初期、3月頃に、沈静後の経済対策では、クーポンなどでなく、高速道路やJRの無料化ないしは割安チケットを、と書きました。高速道路の話はまだ一切出ていないようですが、JRはいち早く臨時設定となりました。

時期的に大丈夫か?という問題は付きまといますが、北東北では早くも紅葉が山岳部の上の方で始まる時期。少しはいい方に出てくれればと願っています。ただ、GOTOキャンペーンや地域の割引クーポンとの併用で、当YHにはあまりメリットが出ないかもしれません。

のち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GOTOキャンペーン前倒し?

2020-07-11 23:03:56 | 経営

新型コロナが再び勢いを増し、東京では感染者が大幅増となる中で、政府によるGO-TOキャンペーンの前倒しの発表。詳細はよくわかりませんが、どうも今回のキャンペーンは、8月いっぱいまではネット予約のみが対象となるようで、当YHは残念ながら対象外となるようです。

今回のキャンペーンの前倒しは、報道では「観光関連業者からの強い要望」とのことですが、感染者が増加の中、4月の状況と単純比較すると外出自粛となるような環境下で強く要望するというのは、いかがなものでしょうか。ネット予約のみということになると、どうもその観光業者というのは、ネット予約関係の方面?と勘ぐってしまいます。

確かにネット予約関連も観光業者なのでしょうが、一番疲弊しているのは中小の宿泊業者。ネットでパック旅行となると、大手宿泊施設が大半で、この中小宿泊業者も多くは対象外。1兆円を超える予算を、事業委託で手数料払って、ネット予約と旅行会社に手数料を払って、宿泊施設に廻って来るお金は、かなり少なくなるようです。

のち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする