今朝、台風14号は山形県を通過して、太平洋側に抜けていきまました。秋田県では今回は殆ど影響なしと云った状態でホッとしています。
一方、本日気象庁から３か月予報が発表になりましたが、気温は11月まで北日本は平年より暖かだが、12月は低め、降水量は11月までは平年並みで、12月は多めとの予報。また３か月予報とは別に、夏まで続いて来たラニーニャ現象がこの冬も残る可能性が強くなったとの話もあるようです。
去年、一昨年と冬にラニーニャ現象が残り、海水温が高めで推移したため、海からあがる水蒸気が多く、それが陸にぶつかることで雪雲になり、内陸に例年以上の大雪を降らせてきましたが、今年もその可能性が強そうな気配で、大雪を覚悟して、晩秋からの冬支度は念を入れて行いう必要があるようです。
テレビでは、９月になると除雪機や冬タイヤのCMが秋田では始まっています。
のち
３連休最終日、結局今回は台風接近による不要不急の外出自粛との話が出て、そうなると連休であっても、台風が逸れたとしても、どこが連休経ったんだと云わんばかりの状態の大曲YHとなりました。
さて、先月末の大曲の花火の後、当YHの衣類乾燥機が不調になり、ガス屋さんに修理を依頼して、部品の取り寄せをお願いしていましたが、本日部品が到着とのことで、来てくれました。しかし、到着した部品を取り付けようとしたら合わないとのこと。乾燥機を購入したのが2006年のことで、すでにメーカーの部品供給が終わってしまったとのことで、小さなベルト一つ足りないだけで高価なガス衣類乾燥機一台買い替えと云う危機的状態になってしまいました。
今年は新型コロナ３年目とはいえ、まだお客様が本格的に戻ってきたわけではなく、夏前にはエアコンを入れたりもしたので、更に乾燥機を買い替えるには少し厳しい状態。このため、業務用に用意したもう一台の乾燥機を代役として使用することとして、ガス屋さんに移設をお願いしました。
とりあえず、これでお客様には従来と同じ以上の利用が出来るようにはなりました。入れ替えたものは、開所当時にシーツの洗濯を自前でするために用意したもので、今までお客様に使って頂いたものよりも少し容量の大きなもの。シーツは結果的に業者に出すことにしたので、使用頻度が低いものでした。
これまで入れすぎで乾かないと云う苦情が度々ありましたが、これで少しは解消できるかと思います。しかし、この乾燥機も前のものと同じ時期に入れたもので、今回の故障が使用頻度によるものでなく、経年劣化によるものだと、同様に壊れてしまう可能性もあるため、来年の設備投資案件に、乾燥機を入れておきました。
のち時々
三連休ですが、いつもの週末のような状況なので、今日は午前中に畑作業。まずは涼しい朝の時間に、ネギ畝間の雑草処理。半分は今月３日に行いましたが、その後なんだかんだで、残りは今日になってしまいました。
前回の場所よりも雑草の密度が低かったこともあり、２時間弱の肉体労働できれいになりました。この後、冬直前に１畦分ほど抜いて、バイクのお客様が来なくなった駐輪場に並べれば、今年のネギの作業も終了となります。まだそれまで２か月弱ありますが、さすがにこれからは、そんなに雑草も成長することはないでしょう。
まだ時間がありましたので、残った時間で、次の台風が来ても大丈夫なように食用菊の３段目の柵設置作業。紫色の食用菊は既につぼみが色づいて来たので、咲いてバランスが悪くなると、風で倒れるか、茎が折れてしまいます。取り付けだけですので、１時間半ほどで紫色と黄色の食用菊に３段目の支柱取り付けが終わり、こちらも次は花が咲けば収穫となります。
のち
本日より秋の行楽シーズンが始まり、人によっては９連休と云う方もいるようです。一方で、先日より台風14号が九州直撃との話で、またも不要不急の外出は自粛の要請が出始め、ＪＲ西日本や九州では計画運休となっており、はるか離れた東北のＹＨですが、その影響なのか、ぱったり電話もならず、初日に静かな状態になってしまいました。
明日は九州で台風はウロウロし、秋田ではまたその天候悪化が見なられないようなので、外作業も出来るかななんて、時間的余裕があり過ぎる感じになってきました。天候的には余裕ですが、明後日には台風も近づいてくるとの予報ですので、来られるお客様も帰りに苦労するだろうから、来るお客様も限られていそうで、早くも最初の３連休は諦めムードになってきました。
でも、この状況は台風が主因だろうか？と、考えてしまいます。新型コロナが始まって２年半が経ち、今まで来て頂いたお客様もまだ半分も戻ってきていない感じで、18年前に開所した時と同じように「いち」から始めるつもりにならないといけないかもしれません。
大曲の花火での新型コロナの爆発的拡大も回避されたようで、一応は沈静化の方向に向かっているようです。政府は感染者の報告や、自宅療養者や無症状者の外出規制、外国人観光客の入国規制など、なし崩し的に簡素化、緩和を進め始めているように見えます。夏以降、現政権は「Withコロナ」ということで諸々を進め始めており、これが形になってきたと云うことなのでしょう。都会では既に今年の初め頃から「普通の生活」に戻りつつあり、「今更」感もあるでしょうが、地方では少し捉え方が違うかもしれません。
マスコミからだけの情報ですので、かなり偏った考え方かもしれませんが、前政権の時には、世論に背中を押される形のように物事を変えていく感じに見え、責任を世論に押し付け、政権が進んでやったわけではないという匂いを漂わすように見えました。今回の政権では、首相の会見が少なく見え（マスコミが流さないだけかも）、政府の役所部分で物事が決まっているように見えてしまいます。
一方で、専門家と云われる人々からは、年末年始の第八波を懸念する声が増え始めており、再拡大の際にも現在の「Withコロナ」の考えを押し通す可能性が強そうで、行動規制の強化やもちろんまん延防止などの措置はないと考えておく必要がありますので、自分を守るためには自分で配慮する必要が強くなりそうです。
外国人観光客の水際対策の緩和は、Withコロナというよりは、円安対策との声もありますが、都会の観光地ならまだしも、地方の観光地にとっては、即効性は望むべくもありません。
明後日から秋の行楽シーズン、シルバーウィークが始まりますが、当ＹＨの電話が全然鳴りません。電話線が切れているのかと思うほどで、さらに台風接近の話も出てきており、連休前ですが、あきらめ気分になってきました。
それでも近年はリピーターのお客様が多くなり、またそのお客様から紹介されたり、連れて来て頂いたりするお客様も増えてきており、非常に感謝しています。たまたま泊まり合わせた人たちが、雑談的にＹＨの話題をして、その中で話されるなら、その後にそこにいた人とずっとつながりが続くわけではない一見的な付き合いなら言葉に責任を持つ必要もそんなにないでしょう。しかし知人にものを紹介すると云うことは、実際にそれを購入したり食べたり、体験したりした時に良ければまだしも、悪かった時には人間関係まで怪しくなる可能性を秘めていますので、紹介すると云うのは、とても勇気を必要とすることです。
そうしたことを考えると、行き届かない点は多々あるかと思いますが、当ＹＨをご利用頂く方はもちろん、お勧め頂ける方にもその期待に背かないようにと思っています。
近くの畑では、一番早い場所で稲刈りが始まりました。
昨日でビジネスのお客様も終わり、今日は久々の静かな夜。ちょうど大仙市神岡（神宮寺）と横手市増田で神社の秋祭りの奉納花火があがるとのことで、神岡の花火は以前見に行きましたので、今回は増田の花火を視察。
花火会場は増田の南、皆瀬川の川沿いで夜７時から２時間、例年5万人の人出で１万発前後の打ち上げとの事前情報。見物場所や駐車場、人混みなどの情報はないので、行ってみないとわからない感じ。
現地には夜７時少し前に到着。思ったほど車の渋滞はなく、駐車場も臨時に開放されていたＪＵＫＩの工場に止められました。花火会場まで徒歩15分ほど。行ってみると暗くなっていたこともあり、会場と云う場所はなく、道路沿いなどで三々五々ビニールシートを敷いての見学のよう。花火前にトイレを探しましたが、交差点そばの図書館が解放されているだけのようで、ＪＵＫＩ近くに２基の仮設トイレがあるだけで、少し少ない感じでした。
屋台がまとまっている場所に行き、その先の人が少し歩いていた先、人の家の駐車場でしたが、大目に見てくれているようで、花火打ち上げ場所のすぐ近くで花火を見ることは出来ました。事前情報とは異なり、新型コロナで規模縮小したのか、打ち上げは１時間、約５千発で終了。渋滞を避けるために９時終了の少し前に車に戻ろうかと思っていましたが、気が付いたら最後まで見てしまいました。
帰りは屋台で少し寄り道をしていたら、駐車場まで歩く人もまばらになり、駐車場の車も大半がいなくなっていました。増田から十文字までの国道342号は少し車が並んでいましたが、大曲の花火の時のような動かない状態ではなく、通常とそんなに変わらない時間でYHまで戻って来られました。終了が早かったので、夕食は帰りの屋台で調達した横手焼きそばと棒巻き（具なしお好み焼きを箸に撒いたもの）。
増田の花火は、あくまでも神社の奉納花火で回数こそは大曲の花火よりも多い今年で97回目でしたが、地元の神社の祭りの一環。花火も大曲の花火を見ていると、少し物足らないような気がし、大曲の花火のすばらしさを再認識しました。大曲の花火はやはり遠くからでも見に来る価値があるもので、それに慣れている大仙市民は少し贅沢なのかもしれません。
先月末から滞在頂いたビジネスのお客様が、本日に出発となりました。夏の疲れの出る時期で、寝坊で朝食が出来ないかもと心配もしましたが、なんとか無事に送り出せてホッとしています。
そうなると、お客様を理由にサボっていた外作業やら外出など、溜まっていたことを少しずつこなしていく必要があります。またそろそろ今年の冬に向けて、ネタ集めもし始めないといけません。雪が降ると、お客様が激減するので時間は出来ますが、外出するのが厳しくなります。その時に時間を有効活用するため、新しいテーマに沿ったお勉強をしますが、その際に使える写真や現地資料などは事前に集めておく必要があります。
そもそも今年の冬、なにを「お勉強」するのかを考える必要があります。既に候補としては幾つか考えてきましたし、今年来て頂いたお客様にそれとなく話をして、ニーズがありそうかどうかも感触を得てきました。あとは気分が乗るかどうかです。エンジンがかかりさえすれば、近年落ちて来た集中力も戻るのですが、そうなれるかどうかは、その時になってからの状況次第です。来春には何かしらの形にしたいと思っていますので、お楽しみに。
時々
諸物価の値上がりが続いており、10月には更に多くのものが値上がりになるとの話が出ています。数年前からデフレ回避のため日銀は年率２％のインフレ目標を掲げて来て、ここにきてそれを上回るインフレ状態。原油高や円安、金属価格や半導体価格の高騰、輸送費の値上がりなど、日銀でもコントロールできない部分での影響が大きく出ているようです。
一方で海外でも諸物価高騰が見られ、米国でラーメンが一杯２～３千円、ハンバーガー２千円などと、日本では考えられない値段になっているとも。ラーメンだけで見れば、20年ほど前までは一杯500円も出せばかなりものが食べられましたが、最近では8百～千円が普通になっており、値動きとしては米国並みのようですが、賃金は米国とは程遠く、だんだん高いものに感じられるようになってきました。
諸物価が今の倍になっても、賃金が倍になれば、まだバランスが取れるのでしょうが、その歪みは企業の業績悪化に現れたり、自営業者など賃金と関係ない所、中小や競争力の低い企業の淘汰などといった形で出ることになるのでしょうから、格差社会が一段と顕著になるのかもしれません。
テレビなどでA５ランクの牛肉を使った料理を芸能人がうまい、うまいと食べていて、値段が２万円とか出ると、誰がそんなものを食べているのだろうかとか、それだけいいものを使っているのだからうまいのは当たり前だろう、などと考えてしまいます。（愚痴みたいになり、すいません）
先日、市長の定例会見で8/27開催の大曲の花火の観客数が、前回（2019年）に比べて15万人減少の60万人程だったとの発表がありました。
３年ぶり開催、新型コロナ下での開催に加え、前日から悪天候と云う状態で、観客数がどのくらいで発表になるのか非常に関心がありましたが、少し（予想通り？）多めかなという印象を受けました。
このうち会場内で見物したのが８万人とのことで、用意された席数は11万席前後あったようで、当日の大雨で行く予定を急遽取りやめた人も多かったようです。また残りは会場外で見た人とのことで、その分は鉄道利用者数や駐車場利用台数などから算出したとのこと。
駐車場はほぼ例年通りに朝から満車の場所が出て、開始直前にはほとんどの駐車場が一杯になったようですし、鉄道もJRが首都圏で宣伝（？）してくれたこともあり、上々の出来だったようですが、どこで50万人をこえる人が見る場所があったのか、非常に不思議です。わざわざ遠くから来た人が会場外で見るとは考えにくいし、近場の人は新型コロナや大雨でかなり出足が悪かったようです。そもそも秋田県は人口95万人程で、秋田市、県南だと60万人程ですので、そのすべてが会場外にいたことになる？なんて考えると、かなりの数のようです。
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