医療ビッグデータ新法、「認定機関」で匿名化
2017年1月10日 (火)配信読売新聞
個人の医療情報を「ビッグデータ」として集約し、将来の治療法の確立や、新薬開発につなげるために政府が検討している新制度の概要が明らかになった。
国が、医療系の学会や医薬品の開発などを行っている団体を「認定機関」に指定し、認定機関が病院や薬局などが保有している患者の治療や投薬に関する情報を集められるようにするのが柱だ。認定機関は、集まった情報を匿名化して大学など研究機関に提供する。政府は20日召集の通常国会に新法を提出し、2018年中の実現を目指す。
新法の名称は「医療分野の研究開発に資する医療情報提供促進法案」(仮称)。政府は、医療ビッグデータの集約により、多数の症例や治療経過を分析することが可能になり、治療効果の検証や、副作用の発見などにもつながるとみている。
2017年1月10日 (火)配信読売新聞
個人の医療情報を「ビッグデータ」として集約し、将来の治療法の確立や、新薬開発につなげるために政府が検討している新制度の概要が明らかになった。
国が、医療系の学会や医薬品の開発などを行っている団体を「認定機関」に指定し、認定機関が病院や薬局などが保有している患者の治療や投薬に関する情報を集められるようにするのが柱だ。認定機関は、集まった情報を匿名化して大学など研究機関に提供する。政府は20日召集の通常国会に新法を提出し、2018年中の実現を目指す。
新法の名称は「医療分野の研究開発に資する医療情報提供促進法案」(仮称)。政府は、医療ビッグデータの集約により、多数の症例や治療経過を分析することが可能になり、治療効果の検証や、副作用の発見などにもつながるとみている。