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穏やかな日々を

トイレには緊急シャワー…東大研究棟の隠れ家イタリアン

2018年01月12日 23時17分58秒 | 教育
トイレには緊急シャワー…東大研究棟の隠れ家イタリアン
2018年1月12日 (金)配信朝日新聞

■大学グルメ・東京大学
 東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)の観光名所でもある赤門をくぐり、イチョウ並木を通り抜けて右へ進むと、壁に「医学部教育研究棟」と表示された建物があります。
 白衣を着た人たちが出入りする姿が目に入り、やや緊張しながら歩を進めます。エレベーター内の各階を説明する表示板には「細胞情報学」「細胞分子生理学」「分子予防医学」といった専門分野がずらり。一般の我々にとっては少しなじみが薄い名前ばかりで、最先端の医学がここで研究されているのだろうかと想像が膨らみます。
 13階の表示を見ると「リピドミクス社会連携講座」「公共健康医学専攻講義室」の隣に、「カポ ペリカーノ」の文字が。ここが、目指すレストランです。
■まるでおしゃれな隠れ家
 研究棟の中で、まるで隠れ家のように営業しているイタリア料理店。ランチタイムには、おしゃべりを楽しみながら食事をする女性客が目立ちます。東大構内の研究室で働く黒川寿子さんもその一人。「こんなところにレストランがあるんだ、と最初は驚きました」
 実は東大の学生や職員だけでなく、近所に住む一般のお客さんも多いとのこと。たしかに、赤ちゃん連れで食べに来た人たちの姿もあります。一般の学食とはちょっと趣が異なり、おしゃれな雰囲気です。
 ランチは日替わりスパゲティとサラダ、飲み物のセットが860円。リゾット、サラダ、パン、飲み物のセットが910円。手頃な値段でイタリアンを楽しめます。50円をプラスすれば大盛りにできるのも、食べ盛りの学生にとってはうれしいポイント。お肉料理セットも970円です。
 黒川さんは「週に1回くらい、食べに来ています。ボリュームがあってリーズナブルなところが気に入っています」。同じように東大で働く藤田裕子さんは「ゆったりできて開放的なところがいいですね。リゾットもおいしいです」とおすすめを教えてくれました。
 パスタセットを注文してみました。しばらく待つと、山のようにこんもりと盛られたスパゲティが登場。刻んだトマトがたっぷり入っており、しらすの塩味と合わさってすごく食べやすい。サラダもシャキシャキとしておいしい。量の多さを全く感じることなく、あっという間に平らげてしまいました。
■夜のディナーも充実
 店の目玉の一つが、大きなガラス窓に面したカウンター席です。正面にはスカイツリーがくっきりと見えます。1人で訪れても大丈夫。風景を眺めながらゆったりと食事を味わうことができます。
 店長兼シェフの福田昭二郎さん(44)は「有機野菜をふんだんに採り入れており、料理はほぼ100%手作りです。スパゲティの麺は学生さん向けに多めにしています」と説明してくれました。
 夜のディナーは手の込んだコース料理などを出しており、美しい夜景も楽しめます。さらにハウスワインをはじめとして、各種ワインもそろっています。「お客さんが過ごしやすい空間とサービスの提供を心がけています。1人でも気軽に来ていただければ」
■研究の最先端ならでは
 お店を出て廊下のトイレに立ち寄ったところ、男子トイレのマークの下に「緊急シャワー」の貼り紙が。中に入ると、洗面スペースの横にシャワーが備え付けてありました。万が一、実験で薬剤などを浴びてしまった時も、すぐに洗い流せます。やっぱりここは真剣な研究の場でもあるのです。
 東大のアカデミックな雰囲気を感じながら、おいしい料理を味わう。そんな体験ができるレストランでした。
     ◇
カポ・ペリカーノ。東京都文京区本郷7の3の1。東京大学医学部教育研究棟13階。ランチタイムは午前11時~午後3時、ディナータイムは午後6~10時。定休日は日曜・祝日。(柴田真宏)
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高知県内で若手医師が増加 奨学貸付金など支援が結実

2018年01月12日 23時14分00秒 | 地域
高知県内で若手医師が増加 奨学貸付金など支援が結実
2018年1月12日 (金)配信高知新聞

 長らく減少が続いていた高知県内の40歳未満の若手医師数が増加に転じたことが11日、県のまとめで分かった。国の統計によると、2014年の517人から2016年は552人に増加。県は「医学生への奨学金貸与やキャリア形成の支援などが実を結んだ」としている。
 全国の医師数は2年ごとに厚生労働省が発表しており、最新の16年の医師数がこのほど発表された。県医師確保・育成支援課によると、40歳未満の医師数は県が把握する最も古い1996年の818人以来、減り続けていた。
 特に2004年度に臨床研修制度が新しくなり、「都市部の病院で多くの症例を経験したい」と考える研修医が増加。郡部を中心に県内の医師不足に拍車が掛かった。
 このため、県は医師確保対策に着手し、2007年度に「医師養成奨学貸付金」を創設。医学生に月額15万円を貸与し、卒業後に県内の指定医療機関で貸与期間の1・5倍勤務すれば返済が免除される制度を作った。さらに高知大学、高知県医師会などと「高知医療再生機構」を設立し、専門医養成支援事業などのキャリア形成支援策を打ち出した。
 この結果、県内の病院に採用される初期臨床研修医が増加。2009年の36人から、2014年以降は50人台が続き、17年は58人となった。
 高知県健康政策部の家保英隆副部長は「支援策が周知され、若手医師に高知でもしっかりとキャリア形成ができると認知されてきたことが大きい」と増加要因を分析し、「高知市など県中央部に医師が集中し、郡部で不足する地域偏在はまだある。引き続き医師確保を進めたい」。
 高知医療再生機構の倉本秋理事長は「研修医や若手医師のグループが自主的に勉強会を開催したり、高知大で地域医療教育に取り組んできたことも要因」と指摘。「若手医師の増加は当直態勢が充実するなど地域医療の質の向上にもつながる」と話している。
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88歳看板娘がいる小さな薬局 大型ドラッグストアに負けない理由

2018年01月12日 23時04分09秒 | 地域
88歳看板娘がいる小さな薬局 大型ドラッグストアに負けない理由
2018年1月12日 (金)配信琉球新報

 【沖縄】沖縄市久保田の薬局「もろみ松寿堂」(旧もろみ薬局、知念寿代表)で接客を担当する知念初子さん(88)が、トーカチ(米寿)を迎えた今も現役で活躍している。店は夫の故・時男さんと立ち上げ、創業60年目。地域に密着したサービスを貫き、医薬品の登録販売者で2代目代表を務める次男・寿さん(56)と共に営業を続ける。初子さんは「お客さんと話をしていた方が元気になれる」と笑顔で話す。
 時男さん、初子さん夫婦は2男4女に恵まれ、宜野座で農業などをして生活していたが、仕事を求め沖縄市に移住。当時地域に薬局が少なく、時男さんが通う病院の医者に勧められ、1959年に開業した。
 「開業したばかりの頃は食事をする時間もないくらい繁盛していた」(初子さん)というが、その後は薬局や薬を販売する大型量販店が増え、客足が遠のいた。それでも営業を継続できた理由は、掛かりつけ薬局として、時男さんが日頃から顧客一人一人の相談にとことん応じる営業方針を取っていたからだ。
 23年前に代表を継いだ寿さんは「父は安売りの量販店が増えることを想定し、顧客に密着したサービスを以前から行っていた」と振り返る。今も薬や漢方、カイロプラクティック療法などの専門知識、技術を用いた相談を中心にサービスを提供し、県内のほか、県外にも顧客を抱える。
 初子さんは開業当初から接客を担当してきた。健康の秘訣(ひけつ)は、毎日欠かさない朝の散歩と客との会話だ。「家でテレビを見てるよりは話したりした方が体にいい」とにっこり。「初子さんいるね?」とユンタクしに来るなじみ客も多い。
 「元気な間は接客を続けたいね」と白い歯を見せる初子さんに対し、「90代になっても続けてもらうよ」と冗談っぽく笑う寿さん。親子二人三脚の営業はまだまだ続きそうだ。
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【島根】県内医師充足率77%

2018年01月12日 22時59分04秒 | 地域
【島根】県内医師充足率77%
2018年1月12日 (金)配信読売新聞

◇昨年1.5ポイント改善も不足続く
 県内で2017年に医療機関が必要とする勤務医数1260人に対して、実数は969・7人(前年比29・5人増)で、充足率が77%だったことが県のまとめでわかった。調査を始めた2006年以降で最低だった前年より1・5ポイント上昇しわずかに改善したものの、医師不足が続いている。(中筋夏樹)
 県が島根大付属病院を除く県内の50病院と40診療所の17年10月時点の医師の必要数と実数を調べた。
 県内を7地域に分けた2次医療圏別では、73・7%(前年比4・1ポイント減)の益田以外は前年を上回った。前年比4・5人増の隠岐が最も高い92・4%(前年比1・1ポイント増)。雲南は70・1%で2・5ポイント改善したが、最も低かった。
 16の診療科別では、眼科(53・9%)、リハビリテーション科(58・7%)、救急(60・1%)、耳鼻咽喉科(68%)、泌尿器科(68・3%)が70%に満たなかった。
 診療科を2次医療圏別にみると、松江の救急が17・5%と6年連続で著しく低い。松江市医療政策課は救急医療の激務が背景にあるとして「軽症の場合は救急を利用しないよう呼び掛けたり、休日診療所を設けたりしている」と話す。
 常勤医師数は前年比26人増の1138人で、06年以降で最多となったが、病院機能の充実や医療の専門化などで必要数も増加傾向にあり、充足率は07年に8割を超えた以外は70%台が続いている。
 県は19年での充足率80%を目指しており、今年度は不足している産婦人科と小児科の専門医などを目指す医師らに研修資金を貸与する制度を2年ぶりに復活させた。県内で勤務すれば年240万円の貸与金は返済不要で、現在3人が利用している。県内での勤務に関心を持つ全国の医師を登録する「赤ひげバンク」の登録者のうち、16年度までの15年間に149人が県内での医療に携わった。
 県医療政策課は充足率の微増について「取り組みの成果が表れた」と話す。一方、産婦人科や小児科など診療科別の偏在が解消されないのは、厳しい勤務実態や訴訟リスクが高くて医師が集まらないためとみられ、同課は「医学部のある山陰の大学や医療機関、市町村と連携して医師の養成と確保に努めたい」としている。
 ◇看護職員は96・4%
 県は県内全51病院の看護師や助産師、保健師ら看護職員の2017年10月時点の調査結果もまとめた。必要な看護職員6513人に対して充足率は96・4%で、10年の調査開始以降、最低だった前年より1・2ポイント増だった。
 2次医療圏ごとでは、松江以外で前年を上回った。前年最低だった隠岐は2・4ポイント改善して92・3%になった。
 県は19年に97%を達成するため、院内保育所の運営費として16年度は12医療機関に計約4800万円を補助したほか、過疎地域や離島に5年間就職すれば返済を免除する看護学生向け修学資金の貸与制度を開始。16年度は20人、今年度は19人が利用した。
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❄が積もりました。

2018年01月12日 11時32分08秒 | 
やーやーや~
雪雪❄❄❄
車の雪かき、まあまあでした。
孫を保育園に連れて行き、
これから仕事です。
仕事あってのバァバだね!💌✨😊
スマホより
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