今月の承認目標は維持 菅氏、アビガン巡り
その他 2020年5月20日 (水)配信共同通信社
菅義偉官房長官は２０日の記者会見で、臨床試験で明確な有効性が示されていない新型コロナウイルス感染症の治療薬候補アビガンについて「５月中の承認を目指す考えに変わりはない」と強調した。有効性については、直接言及しなかった。
現状を「臨床研究、企業による治験が進められている」と説明。企業からの承認申請や政府の審査を経て、有効性と安全性が確認されれば承認する方針を改めて示した。
「会えなくても心は一つ」 医師ユニットが応援ソング公開
地域 2020年5月20日 (水)配信西日本新聞
現役医師2人による音楽ユニット「Insheart（インスハート）」が、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛生活を送る人たちへの応援メッセージを込めた新曲「おうちにいるあなたへ」を完成させ、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
2人は、形成外科医でボーカル兼バイオリンのToshiさんと精神科医でギターのJyunさん。長崎大の同級生で病院に勤務する傍ら、休日限定で音楽活動に取り組む。難病患者や障害者に寄り添った楽曲を中心に制作し、シンガー・ソングライターのさだまさしさんも高く評価する。
「精神科医として何かできることはないか」。福岡県などに緊急事態宣言が出された4月7日以降、Jyunさんは曲づくりを始めた。感染リスクを避けるため、曲はそれぞれの自宅で収録したという。
公開するミュージックビデオには、ファンや知人から寄せられた動画を使用。約100人が応援メッセージを送ったり、一緒に曲を歌ったりしている。
Jyunさんは「孤独やストレス、先が見えない恐怖からネット上には互いを罵倒する声が増えている。今は会えなくても、心はつながっている。みんなで一つになって、この闘いを乗り越えたい」と話している。
現役医師2人による音楽ユニット「Insheart（インスハート）」が、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛生活を送る人たちへの応援メッセージを込めた新曲「おうちにいるあなたへ」を完成させ、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
2人は、形成外科医でボーカル兼バイオリンのToshiさんと精神科医でギターのJyunさん。長崎大の同級生で病院に勤務する傍ら、休日限定で音楽活動に取り組む。難病患者や障害者に寄り添った楽曲を中心に制作し、シンガー・ソングライターのさだまさしさんも高く評価する。
「精神科医として何かできることはないか」。福岡県などに緊急事態宣言が出された4月7日以降、Jyunさんは曲づくりを始めた。感染リスクを避けるため、曲はそれぞれの自宅で収録したという。
公開するミュージックビデオには、ファンや知人から寄せられた動画を使用。約100人が応援メッセージを送ったり、一緒に曲を歌ったりしている。
Jyunさんは「孤独やストレス、先が見えない恐怖からネット上には互いを罵倒する声が増えている。今は会えなくても、心はつながっている。みんなで一つになって、この闘いを乗り越えたい」と話している。
尾身氏「見えない感染続き、冬の到来待たず再び拡大」第2波に警鐘
衆院予算委に出席、アビガンは「投与望む高齢者に」
2020年5月20日 (水)
尾身氏は現在の感染状況について、「市民の皆さまの懸命なる努力のおかげで、感染は今のところ確かに収束の方向に向かっている。日本は法律的拘束力を持たず、他国のようなロックダウンをせず、爆発的な感染拡大を今回一応回避できたのは極めて困難な状況に対する市民の努力のたまものだ」と評価。「東京都を例に取って言えば、3月上、中旬の感染者が急速に増加する直前のレベルまで戻っている」と言及した。
西村康稔経済再生担当相は5月14日、緊急事態宣言の解除の目安を発表した際に「クラスター対策で追えていた3月上、中旬のレベルに戻す。（3月下旬の）連休で気が緩み拡大した前に戻す。そのための目安だ」と説明している。尾身氏は既に東京都でも緊急事態宣言発出の目的だったクラスター対策で追えるレベルにまで抑えられているとの認識を示したことになる。
ただ、尾身氏は5月20日の衆院予算委で、「社会経済活動を再開した諸外国では、比較的早期に再度感染拡大した例が既に報告されている。その際は徐々に感染が拡大するというよりは、クラスター感染が突然顕在化することもありうる」として、「これから社会経済活動を徐々に再開しながら、感染拡大防止のための努力を継続することが極めて重要だ」とも述べ、長期的な対策を取るよう釘を刺した。
ワクチン・治療薬の承認に関しては、「安全性・有効性に関する適切な審査を行ってほしい」と強調。一方、アビガンについて問われると、個人的見解と前置きした上で（1）観察研究として投与後の状況をモニターする、（2）インフォームド・コンセントを取る、（3）高齢者で本人が投与を希望している、（4）病気の早期に投与する、（5）病院が倫理審査を実施――といった条件を挙げ、「そういったいくつかの条件をクリアした上でやればどうか」と現在の観察研究の枠組みでの活用を提案した。
このほか、医療機関の経営が逼迫しているとして「感染症による医療崩壊というより財政的な医療崩壊が起きてしまう可能性がある」と述べ、政府による支援を求めた。
参考人質疑には、専門家会議座長の脇田隆字・国立感染症研究所所長も出席し、感染研の機能について「感染症の流行に対しては、疫学の調査能力、感染症危機対応の専門部門の充実が求められると考えていて、従前から厚労省に機能強化をお願いしていた。疫学、感染症危機対応の能力を今後も高めていくべきだと、今回の流行を踏まえてますます意を強くしている」と体制強化の必要性を指摘した。
手術前検査でコロナ感染判明 兵庫の男性、岡山の病院で
地域 2020年5月12日 (火)配信朝日新聞
岡山市は11日、兵庫県在住の50代の無職男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。手術前検査で感染が判明した。県内での感染確認は25例目となる。
市によると、男性は持病の手術のため、7日に知人の車で移動し、市内の病院に入院した。検体を採取し、11日に東京の民間検査機関でPCR検査をした結果、陽性と判明した。男性は無症状。現時点で感染ルートは不明という。
新型コロナ：新型コロナ 緊急事態解除 知事「県外移動控えて」 経済活動、段階的に再開 ／鳥取
地域 2020年5月18日 (月)配信毎日新聞社
新型コロナウイルス感染拡大で全国に拡大された緊急事態宣言が解除される見通しを受け、平井伸治知事は１４日の定例記者会見で「隣には（宣言が継続される）兵庫県もある。県境をまたぐ不要不急の移動は引き続き控えてほしい」と述べた。観光や飲食店の利用は当面、県内に限定するよう呼び掛けていく。
平井知事は、これまでの感染防止のための幅広い自粛を評価し、今後は経済活動を段階的に再開しながら「３密」を避けるなど新しい生活様式に移行するよう訴えた。イベントなどについては「全国的イベントでなければ差し支えないと明確にする必要がある。屋内・体育施設も開放していく」と述べた。
◇県内観光地の写真投稿募集
さらに県は観光需要の回復に向け、県内の観光地や飲食店を２カ所以上巡り、撮影した写真をツイッターかインスタグラムで投稿する「♯ＷｅＬｏｖｅ鳥取キャンペーン」を３１日まで実施する。参加した県民のうち抽選で計１０９０人に宿泊券や食事券などが当たる。【野原寛史】
鳥取県、入院患者・妊婦もＰＣＲ検査 新型コロナ、態勢を拡大
地域 2020年5月18日 (月)配信中国新聞
鳥取県は14日、新型コロナウイルス感染症のＰＣＲ検査の対象を、基幹病院の入院患者と、全医療機関の妊婦に広げる方針を決めた。県によると、全国的に珍しい取り組み。ドライブスルーを含めた検査態勢も拡大し、感染者の早期発見と封じ込めの徹底により、社会経済活動が再開しやすい環境を整える。平井伸治知事が記者会見で明らかにした。
県は当初から医師が必要と判断した場合は全て検査。これまで確認された３人の感染例では、濃厚接触者以外の接触者や関係者も検査してきた。新たに、県立中央病院（鳥取市）鳥取大医学部付属病院（米子市）の入院患者と、分娩（ぶんべん）を扱う病院や診療所、助産所の妊婦のうち、希望者に実施する。院内感染を防ぎ、がん治療や救急などの高度治療や、周産期医療の態勢を守る。
新型コロナ：新型コロナ 県、感染者利用店を公表 休業要請、検査に応じず 緊急事態、解除直前で ／島根
地域 2020年5月18日 (月)配信毎日新聞社
新型コロナウイルス感染拡大を受け全国に拡大された緊急事態宣言の解除が間近に迫る中、県は１４日、今月２日に感染が確認された松江市の４０代男性が発症前２週間以内に利用した同市のインターネットカフェに新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて休業を要請、店名を公表した。パチンコ店以外の店名公表は全国初。【目野創、小坂春乃】
県のホームページに店名を掲載したが、宣言解除で要請は効力を失い、店名も削除した。丸山達也知事は「（同店が）感染のまん延につながる可能性が高い。（要請の有効期間の）長い短いは問題ではない」と、踏み切った理由を述べた。松江市によると男性の感染経路は不明で、店の関係者に濃厚接触者はいない。
この店に対して県は９日、同法に基づいて１０～３１日の休業への協力を要請。また松江保健所は従業員らへのＰＣＲ検査（遺伝子検査）などへの協力を求めてきたがいずれも応じられなかった。なお、休業しても県は協力金は払わない方針。
店名公表後、店の運営会社は毎日新聞の取材に「コメントは差し控えるがパチンコ店のような３密に当たる環境ではない」とした。この日、店の近くを散歩していた女性（６０）は「すごくショック。従業員に不安はないのだろうか」と話した。
新型コロナ：行動歴調査 県と松江で食い違い 出雲の感染者巡り 得た証言異なる ／島根
地域 2020年5月18日 (月)配信毎日新聞社
県内初の新型コロナウイルスの感染者が４月９日に確認されてから１カ月が過ぎた。県内の感染者は５月１２日時点で計２４人を数えるが、１人の感染者の行動歴を巡って県と松江市の調査結果に食い違いが生じた。県民のいらぬ不安を抑えるためにも、両者の連携が求められる。【目野創、前田葵、小坂春乃】
問題は、４月２５日に感染が確認された出雲市の３０代男性のケースだ。県の認識では、この男性はクラスター（感染者集団）が発生した松江市のバー「ＢＵＺＺ」（バズ）でアルバイトをしていた１例目の感染者の女性の濃厚接触者であり、同１０日にＰＣＲ検査（遺伝子検査）を受けたが陰性。松江市が２週間の自宅待機を要請したものの４日後にバズ利用者の５０代男性と従業員の２０代男性（いずれも松江市、後に陽性が判明）と同市内で接触した、とする。
一方、改めてバズ関係者に聞き取り調査した市は、県が指摘する「２人と接触した」という事実は確認できなかったと説明。男性とバズ関係者との接触の度合いがはっきりしなかったため範囲を広げてＰＣＲ検査をしたが、あくまでも１例目感染者の濃厚接触者ではないとの認識のため、県と情報共有はしていなかった。
県内では、感染者が松江市内の場合は同市が、それ以外の市町村の場合は県が調査を担う。この出雲市の男性は県が、これまでのバズ関係者は市が聞き取りをした。
調査はあくまで聞き取りに基づいており、県と市の食い違いは得られた証言の内容が異なっているため。両者は協議したが結論のすり合わせには至らず真相は不明のまま。小塚豊・市健康部長は「県と市が対立しているわけではない。（バズの）一連の流れの感染という点では一致している」と強調。小村浩二・県健康福祉部長は「どちらの調査も尊重していただきたい」と述べた。県のある関係者は「（調査対象者の）記憶違いもあるのかもしれない」と話す。
出雲市の男性を巡ってはその後、同居者６人の感染も確認。長岡秀人・出雲市長は今月７日の記者会見で「迅速な情報の共有・提供の体制を築いてほしい」と、県と松江市に注文した。
昨日は朝から大風でした。
やや大きい花を咲かせるセキチクが倒れました。
百合も斜めになりました。
ムクゲも折れんばかりに揺れました。今日も結構大風でした。
程よい春の風はどこへ行ったでしょうか？
「深く息を吸い１０秒我慢できれば…感染可能性低い」愛知県警が誤情報を投稿
<time datetime="2020-04-12T15:00">2020/04/12 15:00</time>
愛知県警が１０日、広報課の公式ツイッターで「深く息を吸って１０秒我慢し、咳や息切れがなければ、新型コロナウイルス感染の可能性は低い」などと誤った内容を投稿し、その後、謝罪していたことがわかった。
３時間半後には「不正確な情報をつぶやいてしまい、申し訳ありませんでした」などと謝罪文が掲載されたが、元の投稿は多数、転載されていた。世界保健機関（ＷＨＯ）は公式サイトで１０秒呼吸を止めてせきがでなくても「感染していないということを意味しない」と説明している。
県警広報課は「県民の不安を少しでも和らげたいという思いが先走ってしまった。今後は真偽を確認し、慎重な情報提供を心がけたい」としている。
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