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学校再開でマニュアル作成 文科省、身体距離確保を

2020年05月23日 22時12分28秒 | ウイルス

学校再開でマニュアル作成 文科省、身体距離確保を

  2020年5月22日 (金)配信共同通信社
 

 新型コロナウイルス感染拡大による休校からの学校再開が各地で続いていることを受け、萩生田光一文部科学相は22日の記者会見で、学校の衛生管理の参考となるよう、地域の感染状況によって三つのレベルに分け、保つべき身体的距離などを明示した学校向けの衛生管理マニュアルを作成したと明らかにした。同日、全国の教育委員会などに送った。

 新型コロナ対策を検討する政府の専門家会議は感染状況に応じて都道府県を「特定警戒」と「感染拡大注意」「感染観察」の3種類に区分。文科省もこの区分に対応して、「特定警戒」と「感染拡大注意」、過去に経路が不明な感染者が一定程度、いるなどとして注意を要する「感染観察」に相当するレベルの地域では、学校での身体的距離をできるだけ2メートル、最低でも1メートル取るよう要請した。それ以外の感染観察に相当する地域は1メートルを目安に最大限間隔を取るよう求めた。

 部活動も「特定警戒」相当の場合は個人や少人数で実施し、短時間に限定。給食などでの感染予防策もレベルに応じて提示した。

 萩生田氏は「長期間、新たな感染症とともに生きていかないといけない。学校設置者は一切気を緩めることなく、新しい生活様式を学校に導入し、リスクを低減する必要がある」と指摘。その上で「リスクをゼロにできない事実を前提に、学校医らと連携して教育活動を段階的に実施していただきたい」と語った。

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大阪が主導、兵庫と京都が追従…寝耳に水「大阪モデル」・トップ交渉なし

2020年05月23日 20時48分52秒 | ウイルス

大阪が主導、兵庫と京都が追従…寝耳に水「大阪モデル」・トップ交渉なし

 2020年5月22日 (金)配信読売新聞
 

 大阪、兵庫、京都の3府県が、首都圏や北海道に先行して「緊急事態」を脱した。宣言が発令された4月7日から1か月半。新型コロナウイルスへの一連の対応は、大阪が主導し、兵庫や京都が追従する形となった。結果的に休業要請の対象業種や大幅解除の時期などで足並みがそろい、大きなハードルを乗り越えたが、課題も浮かび上がる。

 「3府県共通の対策で、大きな効果が発揮できた」。大阪府の吉村洋文知事は21日夜の記者会見でこう強調し、すでに大幅に解除していた休業要請を、23日午前0時から追加で解除する方針を正式に明らかにした。兵庫県の井戸敏三知事と、京都府の西脇隆俊知事も同じ時間帯に記者会見し、追加解除を公表。時期や業種は大阪とほぼ同じだった。

 会見では各知事とも3府県協調の成果を評価したが、実情は、大阪府が終始主導する形で進められた。その象徴が、3月19日に吉村知事が打ち出した「大阪―兵庫間の往来自粛要請」だ。

 厚生労働省は前日の18日、両府県の感染者数が2週間後に10倍以上の3000人を超えるとの試算を府に示していた。同省は非公表を求めていたが、吉村知事は夕方のテレビ番組で、その試算を根拠に、3月20~22日の3連休中の往来自粛を要請すると突然明らかにした。

 当時は緊急事態宣言が発令される半月以上前。踏み込んだ対応に両府県の住民に驚きが広がった。大阪府からの事前調整はなく、兵庫県側にとっては「寝耳に水」。往来自粛要請について、井戸知事は「むこう(大阪側)が勝手に発表した」と不快感をあらわにし、蚊帳の外に置かれた京都府の幹部も「兵庫との往来のみを自粛要請したことで、京都への人出が増えた」と不満を漏らしていた。

 往来自粛要請の結果、感染者数は試算通りに膨らまず、その後も大阪府は先手を取り続けた。4月7日の緊急事態宣言発令直後は吉村知事は「外出自粛の効果を見極めて判断する」と、経済活動に影響が大きい休業要請に慎重な考えを示していた。しかし、感染者の急増を受け、わずか3日後の10日、休業要請を出す可能性を示唆。実際に14日に休業要請を出すと兵庫県も15日から追随せざるを得ず、京都府も18日から同調した。

 大阪府が5月5日に公表した休業要請を解除する独自基準「大阪モデル」についても両府県は追随し、同様の独自基準を作った。

 京都府の西脇知事はテレビ番組で、「関西モデル」を作れなかったのかと問われ、「(大阪から)根回しや相談はなかった」と説明。府幹部は「担当課同士では綿密にやりとりしていたのに、大阪モデルは突然出てきた」とぼやいた。

 関係者によると、一連の対応については3府県の担当職員が連絡を取り合い、知事同士が直接やり取りすることはなかったという。

 結果的に後手に回った形になり、兵庫県の幹部は「最も感染者が多い大阪の対策に合わせざるを得ない面もあった」と明かした。

 第2波に向け、3府県がどのように協調するかが課題となるが、21日の会見でも微妙なズレが露見した。井戸知事は「(3府県が加盟し、自身がトップを務める)関西広域連合として対応していきたい」と、大阪主導で進むことを牽制したが、吉村知事はこう強調した。

 「大阪は(関西の)経済の中心地。大阪がリーダーシップを発揮し、協調していくことが京阪神全体の感染を抑えることにつながる」

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「検査迅速なら院内感染抑制も」 クラスター発生・千歳第一病院 職員への差別やめて

2020年05月23日 00時08分06秒 | ウイルス

「検査迅速なら院内感染抑制も」 クラスター発生・千歳第一病院 職員への差別やめて

  2020年5月22日 (金)配信北海道新聞
 

 【千歳】新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生している千歳市の千歳第一病院を運営する医療法人同仁会の佐藤正俊理事長は北海道新聞の取材に答え、職員が不当な差別に遭っていると訴えた。「感染が疑われる患者や職員の感染検査を迅速に行っていれば院内感染は減らせたかもしれない」との見方も示した。ただ、精度の問題で1度の検査では感染が確認できない感染者もおり、院内感染を抑え込む難しさも浮き彫りとなっている。

 同病院で初めて感染が明らかになったのは4月7日、発熱症状で3月29日に入院した市内のグループホームの入居者だった。当初は誤嚥(ごえん)性の肺炎と診断され、一時は4人部屋に入れられていたが、症状が長引いたため、道に検体を提出し、感染が判明した。

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6月から1万人抗体調査 3地域、感染の広がり把握

2020年05月23日 00時03分39秒 | ウイルス

6月から1万人抗体調査 3地域、感染の広がり把握

   2020年5月22日 (金)配信共同通信社
 

 加藤勝信厚生労働相は22日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの感染後にできる抗体を保有している人の割合を把握する調査を、6月初旬から東京、大阪、宮城の住民約1万人を対象に始めると明らかにした。「社会全体の免疫の獲得状況を確認し、今後の感染拡大防止策の検討に活用していく」と述べた。

 抗体検査は、感染してから一定期間たった後に体内にできる抗体を、少量の血液から検出する方法。症状が出なかった人や回復した人も含めて過去にどのくらいの人に感染が広がったかを把握できる。次に流行した時にどのくらいの人が感染する可能性があるのかの推計や、ワクチン接種が必要な人数の試算に役立つと期待される。

 3都府県は、10万人当たりの感染者数が多い地域と、少ない地域という基準で選んだ。それぞれ20歳以上の住民を約3千人ずつ、年齢別に無作為に選んで同意をもらった上で協力してもらう。自治体が血液を採取し、国に集約した上で分析する。結果は自治体に伝えるが、協力した人に知らせるかどうかは自治体の判断になる。

 検査には複数の手法を使い、一定量以上の抗体を持っているかどうかを基準に陽性か陰性かを判断する。

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日本は最下位、中国が首位 コロナ対策の満足度調査

2020年05月23日 00時01分02秒 | ウイルス

日本は最下位、中国が首位 コロナ対策の満足度調査

  2020年5月22日 (金)配信朝日新聞
 

 日本では、新型コロナウイルス対策に満足していない人が多い――。シンガポールの調査会社ブラックボックス・リサーチとフランスの調査会社トルーナが実施した国際調査で、こんな結果が出た。23の国と地域でコロナ対策への評価を聞いたところ、評価する人の割合で日本が最下位だった。a

 政治指導者のコロナ対応を10点満点で聞いたところ、日本では8点以上をつけた人が回答者の5%。タイ(22%)、韓国(21%)、フランス(14%)、香港(11%)などを下回り、調査対象の中で最少だった。感染者数の多いイタリアは25%、米国は32%。高評価が多いのは中国(86%)、ベトナム(82%)、ニュージーランド(67%)で、全体では40%だった。

 「政治が問題の先頭に立ち、正しい戦略を打ち出していますか」との問いでは、日本では72%がそうは思わないと回答。「政治指導者たちが危機をうまく乗り切ると思いますか」の問いでも70%がそうは思わないとし、いずれも最多だった。

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