島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が4日、45人、46人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根は松江市内の事業所と出雲保健所管内で計3件のクラスター(集団感染)を確認した。両県とも3日確認分。

 島根の居住地別の内訳は出雲市19人、松江市18人、益田市4人、安来市2人、雲南市2人。

 クラスターは松江市内の事業所で3日までに6人の感染を確認。出雲保健所管内では高齢者福祉施設2カ所で関係者計12人の感染を確認した。いずれも接触者は把握できており名称は公開しない。県内のクラスターは累計268件となった。

 県警本部(松江市殿町)勤務の30代女性職員1人が感染したが、業務に支障はない。

 鳥取の保健所別は鳥取市29人、米子10人、倉吉7人。

 累計感染者数は島根1万7144人、鳥取1万5352人。4日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)11・6%、鳥取(350床)10・0%。宿泊療養は島根21人、鳥取109人。自宅療養は島根401人、鳥取437人。重症者は両県ともいない。