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首相、発熱外来混乱認める キット活用「緩和へ努力」

2022年08月01日 22時28分12秒 | 行政

首相、発熱外来混乱認める キット活用「緩和へ努力」

 2022年8月1日 (月)配信共同通信社
 

 岸田文雄首相は29日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い「発熱外来がちょっと混乱しているのはその通りだ」と述べた。共同通信社などのインタビューで答えた。政府として1億数千万回分の抗原検査キットを用意していると説明。「現場にしっかり届くよう努力して、混乱の緩和に努めたい」と強調した。

 感染の主流となっているオミクロン株について「感染している場所は飲食店より学校や家庭の方がはるかに多い」と指摘。濃厚接触者の待機期間短縮や検査拠点の拡大をはじめ、めりはりの利いた対策が最も効果的だと訴えた。

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出産費平均45万2千円 一時金を上回る

2022年08月01日 19時49分22秒 | 行政

出産費平均45万2千円 一時金を上回る

 2022年8月1日 (月)配信共同通信社
 

 厚生労働省は29日、公的病院での出産時にかかる費用が2020年度に全国平均で45万2千円だったと発表した。出産した人に対し公的医療保険から支払われている原則42万円の「出産育児一時金」を上回る。政府は少子化対策の強化で23年度から一時金を増やす方針。額は22年末の予算編成の過程で決める。

 岸田文雄首相は6月、記者会見で「私の判断で大幅に引き上げる」と表明していた。

 正常分娩(ぶんべん)は自由診療のため、医療機関が料金を設定する。厚労省の調査研究事業の結果によると、13年度の41万円から20年度の45万2千円まで年々上がってきた。出生数の減少に伴う経営判断や、高齢出産の増加による入院長期化などが背景にあると指摘される。

 一時金42万円のうち、出産事故に備える「産科医療補償制度」の掛け金分1万2千円を除く実質的な支給は40万8千円。

 23年度から一時金を増やしても、医療機関が値上げをすると効果が帳消しになる懸念がある。豪華な食事など出産と関係が薄いサービスが費用に含まれる問題もあり、厚労省は費用の透明性を高めて医療機関を選びやすくする対策も検討する。

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変わる看護師<1>感染対策の指導 院外にも

2022年08月01日 19時38分00秒 | 仕事

変わる看護師<1>感染対策の指導 院外にも

 2022年8月1日 (月)配信読売新聞
 

 「ウイルスや細菌で汚染された表面を触らないようにマスクを外しましょう」

 6月下旬、福岡大病院(福岡市)の一室。看護師の橋本丈代さん(57)と宮崎里紗さん(45)が、看護師の助手として働く約30人に、高性能の「N95マスク」や医療用ガウン、手袋などの防護具を取り扱うポイントを教えていた。

 2人は、日本看護協会が認定する感染管理認定看護師(ICN)だ。感染対策に関する高度な知識や実践力を持つ。特定の外来や病棟ではなく、感染制御部に所属して、院内全体の感染対策に専従している。

 病院には抵抗力が落ちた患者が大勢いる。ウイルスや細菌を院内に持ち込まないため、職員はどう行動すればよいかを日頃から指導し、入院患者の検査結果などにも目を通し、院内感染につながりやすい細菌やウイルスが検出されていないか確かめる。

 「院内が平穏であることが何よりの成果」だった日常は、コロナ禍で一変した。

 同大病院は、中等症と重症のコロナ患者の専用病床を設け、発熱外来も担ってきた。患者の受け入れにあたり、感染の恐れがある区域と、安全な区域を分ける「ゾーニング」を指導した。

 コロナに関連した緊急の対応も続く。「コロナの疑いがある入院患者をどう扱えばよいか」「感染した職員の濃厚接触者はどの範囲か」といった相談が連日、各部署から、ひっきりなしに舞い込む。

 2人と共にチームで感染対策にあたる同病院感染制御部長で医師の戸川温さんは、「専門性を生かして、これまで以上に大きな役割を果たしている」と信頼を寄せる。

 活動の場は、院外にも広がった。ICNがいない病院や福祉施設から、支援の要請が相次いだ。

 橋本さんは、クラスター(感染集団)が発生した病院や学生寮で、緊急の対応を担った。「よく『ピンチはチャンス』と言われるけれど、コロナで貴重な経験を積めている。さらに有事に対応できる力をつけたい」と意気込む。

 宮崎さんは、高齢者施設を中心に訪問。感染者の発生を想定したゾーニングや防護具の使い方を指導、人員の配置などの計画作りを助言してきた。その際、職員から、「ICNに来てもらい、安心できた」と声をかけられ、「やりがいにつながった」と振り返る。

 ◇

 患者に最も近い医療従事者とされる看護師の役割が広がっている。専門性を磨き、活躍する姿を伝える。(このシリーズは全6回)

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米大統領、再びコロナ陽性 治療薬による「リバウンド」

2022年08月01日 19時22分42秒 | ウイルス

米大統領、再びコロナ陽性 治療薬による「リバウンド」

 2022年8月1日 (月)配信AFPBB News
 
米ホワイトハウスのローズガーデンで会見するジョー・バイデン大統領(2022年7月27日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

 【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の主治医は30日、新型コロナウイルスの感染から回復したばかりの大統領が検査で再び陽性になったと発表した。コロナ治療薬による「リバウンド陽性」だとしている。

 ケビン・オコナー(Kevin O'Connor)主治医は書面で、バイデン氏は検査で「4日間陰性が続いていたが、30日午前に陽性となった」とし、隔離を再開すると述べた。

 バイデン氏は21日に最初に陽性となり、陰性確認後の27日に隔離を解かれたばかりだった。

 オコナー氏によると、バイデン氏が服用した経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」には、服用後にウイルスが排除されても再び陽性となるリバウンドと呼ばれる事例が確認されている。「大統領に症状の再発はなく、体調は変わらず非常に良い。現時点で治療を再開させる理由はない」としている。

 バイデン氏もツイッター(Twitter)で「きょう、再び新型コロナウイルス検査で陽性となった。これはごく一部の人に起きることだ」と説明。「症状はないが周囲の人の安全のために隔離に入る。執務は続けており、すぐに通常業務に戻れるだろう」と投稿した。

 ホワイトハウス(White House)によると、バイデン氏は再び陽性になったのを受け、デラウェア州とミシガン州への訪問を中止した。

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