原子炉から100メートルに着弾 ウクライナ原発、放射線上昇なし―IAEA
2022年08月29日05時43分
【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は28日、ロシア軍が占拠するウクライナ南東部ザポロジエ原発に対する過去数日間の砲撃で、原子炉建屋から約100メートル離れた「特別棟」2棟の付近などに着弾があったと明らかにした。ウクライナ側からの情報という。
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ウクライナ側の説明では、すべての安全システムは稼働しており、放射線量の上昇や水素漏出の兆候もないという。