Mars&Jupiter

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気まぐれな私とベルワルドの交響曲第2番・第3番

2007-04-17 21:41:40 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日はあまりにも忙しい一日で、
ウォーキングする暇もなく、
音楽も聴く余裕もない日であった。

今日も忙しいことには違いなかったが、
鶴ヶ峰から二俣川まで歩いた。

ここ2ヶ月半のウォーキングの効果は、
あるかとは言えず、体重は変わらない。
現状維持としかいいようがなく、
歯がゆい気もするが焦ってもしかたない。

今日はベルワルドの交響曲第2番と第3番を聴いた。
1796年生まれのスウェーデンの作曲家であるが、
その名前を知られるようになったのはつい最近のことである。

2つの交響曲を聴いた印象は、
シューベルトや特にメンデルスゾーンを思い出させる感じで、
ロマン派の交響曲らしく、しかしドイツっぽいわけではなく、
ところどころで北欧的な要素を感じさせ、個性的である。
力強い感じで、聴き手を引きこませるところがある。

とはいえ、ベルワルドの交響曲全集(第1番~第4番)は、
結構前に買った物ではあるが、北欧っぽく感じなく、
私の記憶からは消えさっていたものであった。

そのいう点からすると久しぶりにベルワルドを聴いた
私の印象を率直にいうと“意外とおもしろいじゃないか”である。

ほんとに音楽はどういった時に聴くかによって
全く印象が変わってしまうものなので不思議だ。
それだけ人間の感覚というものは気まぐれで、
ある時あることをきっかけに親しくなる人間社会とも似ている。

ちなみにベルワルドの交響曲第2番は、
「カプリシューズ」というタイトルがついている。
その意味は「気まぐれな」という意味である。
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