昨日は横浜から和田町駅まで歩きました。
途中聴いたのは、フィンジの「レクィエム・ダ・カメラ」。
1901年ロンドンに生まれたフィンジは、
第一次世界大戦が始まってからハロゲートに移り住んだ。
そこで作曲家のアーネスト・ファーラーに作曲を学ぶが、
その彼は兵役のため出征し、1918年戦場で亡くなる。
第一次世界大戦が終わった1924年頃、コッツウォルズで
彼は、この作品の作曲にとりかかったが、
完成には至らなかったようだ。
とはいえ、戦死したファーラーへの想いが、
この初期の作品には、刻み込まれているようだ。
第1曲の前奏曲はオーケストラのみの演奏である。
イギリスの牧歌的な、田園風景を想像させる音楽がいい。
第2曲は、合唱も加わり華やかな感じになる。
合唱と管弦楽によるこの曲は、田園風の音楽でありながら、
しっかり、イギリスの合唱曲らしさをもっていていい。
フィンジの合唱曲の美しさを知ることができる曲である。
第3曲は、静かに始まり、やがてバリトン合唱が加わる。
この部分はフィリップ・トーマスが
オーケストレーションを完成させたらしい。
その意味で未完成ということではあるが、聴くとなかなかいい。
第4曲は、最後の曲らしく華やかしさのある曲である。
ソプラノの独唱などが合唱と絡み合い、
フォーレのレクイエムを思わせるような美しさがある。
室内楽的な音楽で最後消えるように終わるところがいい。
途中聴いたのは、フィンジの「レクィエム・ダ・カメラ」。
1901年ロンドンに生まれたフィンジは、
第一次世界大戦が始まってからハロゲートに移り住んだ。
そこで作曲家のアーネスト・ファーラーに作曲を学ぶが、
その彼は兵役のため出征し、1918年戦場で亡くなる。
第一次世界大戦が終わった1924年頃、コッツウォルズで
彼は、この作品の作曲にとりかかったが、
完成には至らなかったようだ。
とはいえ、戦死したファーラーへの想いが、
この初期の作品には、刻み込まれているようだ。
第1曲の前奏曲はオーケストラのみの演奏である。
イギリスの牧歌的な、田園風景を想像させる音楽がいい。
第2曲は、合唱も加わり華やかな感じになる。
合唱と管弦楽によるこの曲は、田園風の音楽でありながら、
しっかり、イギリスの合唱曲らしさをもっていていい。
フィンジの合唱曲の美しさを知ることができる曲である。
第3曲は、静かに始まり、やがてバリトン合唱が加わる。
この部分はフィリップ・トーマスが
オーケストレーションを完成させたらしい。
その意味で未完成ということではあるが、聴くとなかなかいい。
第4曲は、最後の曲らしく華やかしさのある曲である。
ソプラノの独唱などが合唱と絡み合い、
フォーレのレクイエムを思わせるような美しさがある。
室内楽的な音楽で最後消えるように終わるところがいい。