昨日は鶴ヶ峰駅から上星川駅まで歩きました。
途中聴いた曲は、ピーター・ルイス・ファン・ダイクの作品。
イギリスの声楽曲・合唱曲編は昨日で終わりとし、
いよいよ、器楽曲編に入りたいところだが、
その前に、その他の地域編で触れていなかった
南アフリカ共和国の合唱曲として1曲とりあげておく。
CDにある英文の解説書によると、
ピーター・ルイス・ファン・ダイクの「サン・グロリア」は、
ケープタウンにあるディオセサン大学
(ディオセサン校の方がいいか?)の委嘱を受けて作曲され、
ガーモン・アッシュビーの指揮により、
1990年8月に戦争記念礼拝堂で初演された。
サンとは狩猟採集生活を続けるサン人を指している。
したがって、この作品はいにしえのアフリカ人を代表する
サン人の音楽の主題やリズムというものと、
いにしえのラテン語による「いと高き処に神に栄光あれ
(Gloria in excelsis Deo)」の歌詞を使い、
2つの異なった文化を融合させようとする試みで作曲された。
手拍子で叩かれるビートが、サン人のリズムを刻み、
合唱はラテン語の歌詞を歌うのである。
なかなか軽快な作品であり、いい作品であるが、
この曲には南アフリカの国の成り立ちを
象徴させる要素をみることができるのである。
なお、前回とりあげた声楽曲・合唱曲イギリス編
に関するCD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/vocal-music-cd-shoukai.html
を参考にしていただければ幸いです。
途中聴いた曲は、ピーター・ルイス・ファン・ダイクの作品。
イギリスの声楽曲・合唱曲編は昨日で終わりとし、
いよいよ、器楽曲編に入りたいところだが、
その前に、その他の地域編で触れていなかった
南アフリカ共和国の合唱曲として1曲とりあげておく。
CDにある英文の解説書によると、
ピーター・ルイス・ファン・ダイクの「サン・グロリア」は、
ケープタウンにあるディオセサン大学
(ディオセサン校の方がいいか?)の委嘱を受けて作曲され、
ガーモン・アッシュビーの指揮により、
1990年8月に戦争記念礼拝堂で初演された。
サンとは狩猟採集生活を続けるサン人を指している。
したがって、この作品はいにしえのアフリカ人を代表する
サン人の音楽の主題やリズムというものと、
いにしえのラテン語による「いと高き処に神に栄光あれ
(Gloria in excelsis Deo)」の歌詞を使い、
2つの異なった文化を融合させようとする試みで作曲された。
手拍子で叩かれるビートが、サン人のリズムを刻み、
合唱はラテン語の歌詞を歌うのである。
なかなか軽快な作品であり、いい作品であるが、
この曲には南アフリカの国の成り立ちを
象徴させる要素をみることができるのである。
なお、前回とりあげた声楽曲・合唱曲イギリス編
に関するCD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/vocal-music-cd-shoukai.html
を参考にしていただければ幸いです。