Mars&Jupiter

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ミハイル・メエロビッチの室内オーケストラのためのセレナーデを聴く

2012-04-18 06:25:03 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1920年生まれのメエロビッチの作品。
メエロビッチ(メエロヴィッチ)はソ連の作曲家で、
1930年代モスクワ音楽院で、アレクサンダー・ロクシンなどと学んだ。
「話の中の話」(1979)などの映画音楽を作曲したことで有名である。
その一方1983年に出版された交響曲など、
室内オーケストラのための作品もいくつか残しているようである。
室内オーケストラのためのセレナーデの作曲年代については不詳である。
聴いたCDはルドルフ・バルシャイ指揮、
モスクワ室内管弦楽団の演奏によるもの。

第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、
弦楽器の奏でる無機質な音型の上で、
フルートが軽快に奏しながら始まる。
弦楽器が、速い動きを見せる中、
フルートが対話するように旋律を奏していく。
第二楽章ソスティヌートは、ゆったりとしたテンポで、
弦楽器が不安な感じの音型を奏でる中、
フルートがそれに絡んでいく。
第三楽章コン・モートは、弦楽器の躍動的な音型に合わせ、
フルートが軽快なテンポで絡んでいき、
両者の掛け合いが展開され、最後静かに終わる。
コメント
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