Mars&Jupiter

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アレクサンドル・ロクシーンの交響曲第7番を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2012-04-26 06:03:30 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは、1920年生まれのロクシーン(ロクシン)の作品。
CDの解説によれば、南西シベリアのビースクに生まれた彼は、
1936年モスクワ中央音楽学校(モスクワ音楽院付属高等学校?)で、
リチンスキーに師事し、翌年モスクワ音楽院に入学し、
ミャスコフスキーに師事をしたが、その後軍役に服し、
モスクワ音楽院は1944年に卒業したようである。
交響曲第7番(古き日本の詩より)は1972年に作曲された。
聴いたCDはニナ・グリゴリエワのコントラルト、
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団の演奏によるもの。
曲はフルートや金管楽器に導かれ、弦楽器が入って始まる。
新ウィーン楽派の音楽を思わせるこの導入部(コンモード)に続いて、
金管楽器の華々しい音で始まる主題(ソスティヌート)に入る。
木管楽器とチェロが絡み、再び金管楽器のファンファーレ風の音で終わる。

そのあとは6つの変奏が展開されていき、
第一の変奏(ラルゲット)で、コントラルトが入り、
歌と管弦楽による音楽が繰り広げられる。
第二の変奏(アニマート)は、管弦楽による軽快な音楽のあと、
歌が入り、管弦楽と絡んでいき、最後は木管楽器の音が残る。
第三の変奏(アダージョ)は、弦楽器を中心にゆったりと始まり、
ホルンが歌うように旋律を奏で、木管楽器が絡んでいく。
途中、ファンファーレ風の金管楽器の主題の部分も入り、
そのあとは歌の部分となり、ハープが響いたあと主題が現われ、
最後の方は金管楽器と木管楽器が絡み、弦楽器も加わり、静かに終わる。
第四の変奏(アレグレット)は、最初から歌が入る。
金管楽器や弦楽器が荒々しく音を絡ませ、最後に主題が現われる。
第五の変奏(アンダンテ)は、金管楽器と打楽器で激しく始まる。
やがて歌が入り、そのあとヴァイオリン独奏が活躍する部分が現われる。
金管楽器と打楽器により激しい音を繰り返した後、チェロ独奏が入り、
冒頭から歌が入る第六の変奏(レント)にそのまま入っていく。
最後は弦楽器中心に神秘的な雰囲気の中、静かに終わる。
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