テューレ・ラングストレムの「春の賛歌」を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1884年生まれのスウェーデンの作曲家、
テューレ・ラングストレムの作品で、
1942年に作曲した「春の賛歌」である。
彼の略歴は以前に触れたので省略します。
「アウグスト・ストリンドベリの思い出に」という副題がついており、
曲もストリンドベリに献呈されている。
今回聴いたＣＤはミハイル・ユロフスキー指揮、
ノールショーピング交響楽団の演奏による。
弦楽器中心に回想風のゆったりとした旋律が奏でられ、
金管楽器や木管楽器もやがて絡んで、盛り上っていく。
明るい部分と暗い感じの部分が交互に現れる。
やがて弦楽器の伴奏の上で、木管楽器が旋律を奏でたあと、
金管楽器が悲痛な感じの旋律を奏で、葬送風の部分が現れ、
弦楽器が静かに旋律を奏で、管楽器も加わり、最後おだやかに終わる。