Mars&Jupiter

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エイノユハニ・ラウタヴァーラの交響曲第4番「アラベスカータ」を聴く

2013-06-22 18:05:38 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1928年生まれのフィンランドの作曲家ラウタヴァーラが、
1962年に作曲した交響曲第4番「アラベスカータ」である。
彼の略歴は以前触れたので省略します。
今回聴いたCDはマックス・ポンマー指揮、
ライプチヒ放送交響楽団の演奏による。
第一楽章は、弦楽器を中心に神秘的な雰囲気で始まり、
金管楽器が加わると荒涼とした感じの音楽になる。
第二楽章は、打楽器の荒々しいリズムに始まり、
5つの部分から構成されているようである。
打楽器や金管楽器などの使い方が、
ヴァレーズを思わせるところもある。
第三楽章も、金管楽器や打楽器の荒々しい部分と、
弦楽器のシリアスな感じが絡み合って進行する。
フルートなど木管楽器がその対照的なところを中和するような感じだ。
第四楽章は、金管楽器と打楽器により荒々しく始まり、
弦楽器の神秘的な感じの部分が現れ、それらが交互に現れる。
やがて、音楽は混沌とした感じになり、金管楽器が鳴り響き盛り上ったあと、
いったん静まり、動と静の部分を繰り返しながら、
ティンパニのリズムだけが残り、最後静かに終わる。
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