昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1916年生まれの石桁真礼生の作品。
1965年に作曲された交響曲(嬰ヘとハを基音とする)である。
彼は、東京音楽学校師範科に入学し、作曲を下総皖一に師事した。
その後コンクールで「小交響曲」が入選してから、
次々と室内楽やオペラ、歌曲など多くの作品を残していった。
今回聴いたCDは小林研一郎指揮、東京交響楽団の演奏による。
第一楽章オラトリオは、金管楽器が力強い旋律を奏でて始まる。
そして、フルートに続き絃楽器がその旋律を引き継いでいく。
中間部はフルートによる神秘的感じが続くが、
再び冒頭の旋律が金管楽器により繰り返される。
打楽器が叩く強烈で荒々しいリズムが響き、
金管楽器とともに盛り上がりをみせたあといったん静まり、
ティンパニの叩くリズムに合わせ、金管楽器が旋律を奏でて、
そのあと静まったまま、次の楽章に続く。
第二楽章ブルレスケは、激しく荒々しいリズムで始まる。
狂乱的な音楽が盛り上がりと静かな部分を繰り返し、
最後は激しいリズムとともに盛り上って終わる。
第三楽章コラールとインテルメッツォは、
金管楽器がゆったりと奏でるコラールで始まる。
木管楽器と金管楽器の交互に旋律をやりとりし、
弦楽器も絡みながら、神秘的な音楽になっていく。
再び金管楽器によるコラールが奏でられ、
木管楽器中心の部分と弦楽器による部分が現れ、
神秘的になりだんだん荒々しくなり、盛り上ったあと、
それを浄化するかのように金管楽器によるファンファーレが現れ、
神秘的な部分と金管楽器のコラールの断片が繰り返されて最後静かに終わる。
第四楽章フガートは、強烈な音が管弦楽のトッティで始まる。
そして、対照的な神秘的な感じの音型が交互に繰り返される。
木管楽器が奏でる旋律が木管楽器群の中でフーガ風に展開され、
弦楽器もそれを繰り返していきフーガ風展開がされていくのだが、音の一部が、
なぜかショスタコーヴィッチの交響曲第7番第一楽章の主題を感じさせる。
金管楽器と打楽器中心に盛り上って最後は力強く終わる。
今回取り上げるのは1916年生まれの石桁真礼生の作品。
1965年に作曲された交響曲(嬰ヘとハを基音とする)である。
彼は、東京音楽学校師範科に入学し、作曲を下総皖一に師事した。
その後コンクールで「小交響曲」が入選してから、
次々と室内楽やオペラ、歌曲など多くの作品を残していった。
今回聴いたCDは小林研一郎指揮、東京交響楽団の演奏による。
第一楽章オラトリオは、金管楽器が力強い旋律を奏でて始まる。
そして、フルートに続き絃楽器がその旋律を引き継いでいく。
中間部はフルートによる神秘的感じが続くが、
再び冒頭の旋律が金管楽器により繰り返される。
打楽器が叩く強烈で荒々しいリズムが響き、
金管楽器とともに盛り上がりをみせたあといったん静まり、
ティンパニの叩くリズムに合わせ、金管楽器が旋律を奏でて、
そのあと静まったまま、次の楽章に続く。
第二楽章ブルレスケは、激しく荒々しいリズムで始まる。
狂乱的な音楽が盛り上がりと静かな部分を繰り返し、
最後は激しいリズムとともに盛り上って終わる。
第三楽章コラールとインテルメッツォは、
金管楽器がゆったりと奏でるコラールで始まる。
木管楽器と金管楽器の交互に旋律をやりとりし、
弦楽器も絡みながら、神秘的な音楽になっていく。
再び金管楽器によるコラールが奏でられ、
木管楽器中心の部分と弦楽器による部分が現れ、
神秘的になりだんだん荒々しくなり、盛り上ったあと、
それを浄化するかのように金管楽器によるファンファーレが現れ、
神秘的な部分と金管楽器のコラールの断片が繰り返されて最後静かに終わる。
第四楽章フガートは、強烈な音が管弦楽のトッティで始まる。
そして、対照的な神秘的な感じの音型が交互に繰り返される。
木管楽器が奏でる旋律が木管楽器群の中でフーガ風に展開され、
弦楽器もそれを繰り返していきフーガ風展開がされていくのだが、音の一部が、
なぜかショスタコーヴィッチの交響曲第7番第一楽章の主題を感じさせる。
金管楽器と打楽器中心に盛り上って最後は力強く終わる。