風邪はなかなか治らず、咳も止まらず大変です。
今回とりあげるのは1869年生まれのオーストラリアの作曲家ヒルの作品で、
1927年に作曲された弦楽四重奏曲第6番ト長調「子どもたち」である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはドミニオン弦楽四重奏団の演奏による。
第一楽章アレグロは、明るく流れる感じのいきいきとした第一主題で始まる。
第二主題は牧歌風で対照的な感じであり、ドヴォルザークを思わせる。
その提示部が終わると短い展開部に入り、再現部を経て、最後力強く終わる。
第二楽章スケルツォは、軽快でリズミックな旋律が奏でられて始まる。
中間部は牧歌風であり、それとリズミックな旋律が交互に現れる。
やがてその牧歌的で甘くやさしい旋律が支配的となったあと、
冒頭の軽快でリズミックな旋律が奏でられて終わる。
第三楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
他の弦楽器の伴奏にのって、チェロが歌うように朗々と旋律を奏でる。
ヴァイオリンも叙情的な旋律を奏で、チェロと交互に旋律を奏でていく。
ドラマティックに展開しながら、最後は消え入るようにして静かに終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグレットは、いきいきとした旋律が奏でられて始まる。
ヴァイオリンが奏でるこのいきいきとした旋律を中心に、
それぞれの弦楽器が掛け合いながら進行したあと、
別の旋律によるフーガ風の展開がみられ、
再び冒頭のいきいきとした旋律が奏でられて、
最後盛り上りをみせたところで終わる。
今回とりあげるのは1869年生まれのオーストラリアの作曲家ヒルの作品で、
1927年に作曲された弦楽四重奏曲第6番ト長調「子どもたち」である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはドミニオン弦楽四重奏団の演奏による。
第一楽章アレグロは、明るく流れる感じのいきいきとした第一主題で始まる。
第二主題は牧歌風で対照的な感じであり、ドヴォルザークを思わせる。
その提示部が終わると短い展開部に入り、再現部を経て、最後力強く終わる。
第二楽章スケルツォは、軽快でリズミックな旋律が奏でられて始まる。
中間部は牧歌風であり、それとリズミックな旋律が交互に現れる。
やがてその牧歌的で甘くやさしい旋律が支配的となったあと、
冒頭の軽快でリズミックな旋律が奏でられて終わる。
第三楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
他の弦楽器の伴奏にのって、チェロが歌うように朗々と旋律を奏でる。
ヴァイオリンも叙情的な旋律を奏で、チェロと交互に旋律を奏でていく。
ドラマティックに展開しながら、最後は消え入るようにして静かに終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグレットは、いきいきとした旋律が奏でられて始まる。
ヴァイオリンが奏でるこのいきいきとした旋律を中心に、
それぞれの弦楽器が掛け合いながら進行したあと、
別の旋律によるフーガ風の展開がみられ、
再び冒頭のいきいきとした旋律が奏でられて、
最後盛り上りをみせたところで終わる。