Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョゼフ・コズマ(コスマ)の交響組曲「夜の門」を聴く、そして緑園都市から二俣川まで歩く

2014-07-05 07:52:42 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は緑園都市から二俣川まで歩きました。
今回取り上げるのは、1905年生まれのジョゼフ・コズマ(コスマ)が、
1946年に作曲した交響組曲「夜の門」である。
彼はブタペストに生まれ、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽専門学校に入学し、
シクローシュ・アルベルトとヴェイネル・レオーなどに師事した。
その後ユダヤ人であったことから、ナチスを避けて1933年パリに定住し、
その後音楽家としての活動を始め、映画音楽の分野で活躍した。
その後フランスに帰化してフランスで活動を続けた。
聴いたCDはミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏による。
第1曲序曲は、弦楽器と金管楽器により幻想的に始まる。
弦楽器が旋律を奏で、盛り上がりをみせたあと穏やかに終わる。

第2曲バラードは弦楽器が奏でる叙情的な旋律に始まり、
それを木管楽器が引き継いで、再び弦楽器が旋律を受け継ぎ、
やがて金管楽器も加わり高揚したあといったん静まり、
そのあとは行進曲風に進行していき、盛り上がっていく。
それが静まったあと最初の旋律を繰り返し、最後は穏やかに終わる。
第3曲導入とワルツは、有名な「枯葉」の旋律が弦楽器に現れる。
そして、その旋律はワルツ風に奏でられて盛り上がったあと、
独奏ヴァイオリンがその旋律を繰り返して終わる。
第4曲歌は、弦楽器が感傷的な旋律を奏でて始まる。
その歌の旋律は「愛し合う子どもたち」というタイトルのようだ。
その旋律が繰り返されたあと最後は穏やかに終わる。
第5曲フィナーレは、弦楽器により叙情的な旋律が奏でられて始まる。
独奏ヴァイオリンがそのあと旋律を奏でていき、
弦楽器全体と独奏ヴァイオリンのやりとりが続き、
弦楽器全体で再びその旋律を繰り返し、
再び独奏ヴァイオリンと弦楽器が「枯葉」の旋律を奏で、
最後は「枯葉」の旋律が現れて終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする