Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジュゼッペ・マルトゥッチのピアノ協奏曲第1番ニ短調を聴く、そして西谷から三枚町まで歩く

2014-08-30 14:47:18 | 古典~現代音楽イタリア編
一昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
久しぶりに涼しい朝だったので歩きました。
昨日は忙しい一日であったのでウォーキングは休みました。
今回取り上げるのは、1856年生まれのイタリアの作曲家、
マルトゥッチが1878年に作曲したピアノ協奏曲第1番ニ短調である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはフランチェスコ・カラミエッロのピアノ、
フランチェスコ・ダヴァロス指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、ホルンの音が印象的な序奏から始まり、
弦楽器が叙情的な旋律を奏で、金管楽器が加わり重厚な感じになる。
弦楽器のピチカートのあと、弦楽器中心に穏やかな旋律が奏でられる。
そのあとピアノ独奏が入り、堂々と力強い感じの旋律を奏でていく。
その主題とは対照的にもう一つはロマンティックな旋律が奏でられる。
管弦楽とピアノ独奏の絡み合いが甘美であり、
その後はドラマティックな盛り上がりをみせて、
二つの主題をもとにした展開の部分が続いていく。
最後はピアノ独奏のあと、管弦楽で盛り上がって力強く終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器中心に穏やかな感じで始まる。
そしてピアノ独奏が入り、甘美な旋律を歌うように奏でていく。
そして軽快で流れるような旋律をピアノ独奏が奏でていき、
冒頭とは対照的な動きのある部分をみせて、そのあとは金管楽器も加わり、
盛り上がりをみせて、それが静まると再び冒頭のゆったりとした旋律が奏でられ、
最後は弦楽器とピアノで静かに消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロは、流れるような旋律が弦楽器により奏でられ、
金管楽器も加わり盛り上がったところで、ピアノ独奏が力強く入る。
管弦楽とピアノ独奏との旋律のやりとりが続き、
ピアノ独奏が奏でた主題が管弦楽全体で力強く奏でられたあと、
またピアノ独奏と管弦楽の競演が続き、
最後は劇的な感じに盛り上がって終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする