昨日は二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1890年ポルトガルの作曲家ブランコが、
1913年に作曲した交響的詩曲「ヴァテック」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアルヴァロ・カッスート指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
イギリスの作家ベックフォードが、
フランス語で書いた作品をもとにしている。
最初の導入部は、金管楽器によるファンファーレである。
最後盛り上がったあとに主題の部分に入り、
東洋的な旋律がファゴットにより示される。
そしてプロローグの部分に入り、木管楽器を中心に旋律が奏でられる。
幻想的な雰囲気を感じさせる部分で、これが終わり5つの変奏となる。
最初の変奏は荒々しく始まり、そのあとは重々しい感じである。
徐々に盛り上がっていき、冒頭の荒々しい部分が戻って終わる。
第二変奏は、木管楽器により始まる旋律がホルンに引き継がれ、
宗教的な感じとなり、叙情的な旋律が弦楽器により奏でられていく。
ゆったりとした旋律が奏でられ、ロマンティックに盛り上がっていく。
最後は盛り上がったあと穏やかな感じで終わる。
第三変奏は弦楽器によって始まる59声のフーガである。
チェロから始まりヴィオラ、第二ヴァイオリン、第一ヴァイオリン、
コントラバス、管楽器が加わって一種異様な感じとなり、
盛り上がったところで突然終わる。
第四変奏はフルートの流れるような音型の繰り返しに、
弦楽器が加わり歌うような旋律を奏でていく。
前の変奏とは対照的で美しい部分で、美しい自然を思わせる。
金管楽器も加わり、壮大な感じとなり、そのあと穏やかになり、
最後の方でいったん盛り上がって、最後静かに終わる。
第五変奏は神秘的なフルート独奏で始まる。
そのあとは軽快なリズムに乗って東洋的な旋律が奏でられていく。
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しい感じとなるが、
いったん静まり木管楽器による牧歌的な旋律が奏でられる。
そしてまた冒頭のリズミックな旋律が現れて、
繰り返されながら金管楽器も加わり盛り上がって終わる。
最後はエピローグであり、弦楽器の淡いゆらぐ感じの音に乗って、
オーボエが旋律を奏でていき、他の木管楽器が絡んでいく。
いったん弦楽器のみとなって、それに木管楽器が時々絡んで、
そのあと弦楽器と金管楽器でロマンティックな旋律が奏でらる。
最後は、いったん静まったあと弦楽器と金管楽器でクレシェンドして終わる。
それにしても先日のレンディーネもそうだが、ブランコも個性のある作曲家だ。
それぞれ聴いていて、知られていない作品だが面白いなあと思った。
途中聴いたのは、1890年ポルトガルの作曲家ブランコが、
1913年に作曲した交響的詩曲「ヴァテック」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアルヴァロ・カッスート指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
イギリスの作家ベックフォードが、
フランス語で書いた作品をもとにしている。
最初の導入部は、金管楽器によるファンファーレである。
最後盛り上がったあとに主題の部分に入り、
東洋的な旋律がファゴットにより示される。
そしてプロローグの部分に入り、木管楽器を中心に旋律が奏でられる。
幻想的な雰囲気を感じさせる部分で、これが終わり5つの変奏となる。
最初の変奏は荒々しく始まり、そのあとは重々しい感じである。
徐々に盛り上がっていき、冒頭の荒々しい部分が戻って終わる。
第二変奏は、木管楽器により始まる旋律がホルンに引き継がれ、
宗教的な感じとなり、叙情的な旋律が弦楽器により奏でられていく。
ゆったりとした旋律が奏でられ、ロマンティックに盛り上がっていく。
最後は盛り上がったあと穏やかな感じで終わる。
第三変奏は弦楽器によって始まる59声のフーガである。
チェロから始まりヴィオラ、第二ヴァイオリン、第一ヴァイオリン、
コントラバス、管楽器が加わって一種異様な感じとなり、
盛り上がったところで突然終わる。
第四変奏はフルートの流れるような音型の繰り返しに、
弦楽器が加わり歌うような旋律を奏でていく。
前の変奏とは対照的で美しい部分で、美しい自然を思わせる。
金管楽器も加わり、壮大な感じとなり、そのあと穏やかになり、
最後の方でいったん盛り上がって、最後静かに終わる。
第五変奏は神秘的なフルート独奏で始まる。
そのあとは軽快なリズムに乗って東洋的な旋律が奏でられていく。
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しい感じとなるが、
いったん静まり木管楽器による牧歌的な旋律が奏でられる。
そしてまた冒頭のリズミックな旋律が現れて、
繰り返されながら金管楽器も加わり盛り上がって終わる。
最後はエピローグであり、弦楽器の淡いゆらぐ感じの音に乗って、
オーボエが旋律を奏でていき、他の木管楽器が絡んでいく。
いったん弦楽器のみとなって、それに木管楽器が時々絡んで、
そのあと弦楽器と金管楽器でロマンティックな旋律が奏でらる。
最後は、いったん静まったあと弦楽器と金管楽器でクレシェンドして終わる。
それにしても先日のレンディーネもそうだが、ブランコも個性のある作曲家だ。
それぞれ聴いていて、知られていない作品だが面白いなあと思った。