Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーのコンツェルティーノハ短調H.143を聴く

2015-02-27 07:20:07 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはマルティヌーの作品で、
1924年に作曲されたコンツェルティーノ短調H.143である。
チェロと管楽器とピアノと打楽器のための作品である。
聴いたCDは、ラファエル・ウォルフィッシュのチェロ、
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
金管楽器とティンパニで始まり、木管楽器も絡んでいく。
やがて、チェロ独奏が入り、やや暗い感じの旋律が奏でられるが、
そのあと管楽器が絡み、明るい感じの雰囲気が優越する。
独奏チェロと他の楽器との絡み合い競演が続いていき、
軽快でリズミックな部分と対照的にのどかな感じの部分が交互に現れ、
終わりの部分では独奏チェロによるカデンツァの部分が設けられる。
そのカデンツァが終わった後は、他の楽器も加わりながら、
チェロの駆け上がるような音で高揚する中、
金管楽器などで盛り上がって最後終わる。
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