ドミトリ・ショスタコーヴィチの祝典序曲作品96を聴く

今回取り上げるのは1906年生まれのショスタコーヴィチが、
1947年に作曲した祝典序曲作品96である。
聴いたＣＤはゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による。
トランペットのファンファーレ風の音に始まる行進曲である。
そのあとはクラリネットなど木管楽器による速い旋律が奏でられ、
弦楽器がその旋律を繰り返し、金管楽器も加わる。
そして歌うようなもう一つの旋律も現れて、
そのあとは最初の速い旋律が繰り返され、
金管楽器とともに盛り上がったところで終わる。