オレスト・アレクサンドロヴィチ・イェヴラホフの劇的バラード「夜警」作品12を聴く

今回取り上げるのは1912年生まれのイェヴラホフが、
1942年から1944年にかけて作曲した劇的バラード「夜警」作品12である。
聴いたＣＤはオレシア・ペトロワのメゾ・ソプラノ、
アレクサンドル・ティトフ指揮、
サンクト・ペテルブルク交響楽団の演奏による。
木管楽器と弦楽器を中心とした幻想的な序奏のあと、
メゾ・ソプラノが歌い出す嘆きの内容の歌は、
ショスタコーヴィチに似た部分を見せながらも、
壮大な感じをみせ、最後は盛り上がって終わる。