Mars&Jupiter

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カルミナ・ブラーナの「今は歓びの時」を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2010-03-03 05:15:53 | 古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
ここのところ大きな仕事が一段落したことと、
寒い日と暖かい日があったせいか、のどが痛く、風邪気味である。
途中聴いたCDはフィリップ・ピケット指揮、
ニュー・ロンドン・コンソートの演奏による。
この演奏家たちによる盤は比較的に私個人としては好きである。
「今は歓びの時(Tempus est iocundum CB179)」は、
初めてこの盤で聴いた時に、感心して何度も繰り返し聴いたものだ。
カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」の第22曲と、
同じ詩を使っているので、中世と現代の音楽を対比して聴くのもいい。
春の到来を楽しみとともに、恋の季節に喜ぶ中世ヨーロッパの人々の
その新しい恋に燃える様子と女性への思いが伝わってくる作品である。
もう誰にも止めることのできない女性に恋する感情を
ピケット盤は情熱的に、そして時にはオペラのように大げさに、
軽快な合奏と歌で楽しく盛り上げている。

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