Mars&Jupiter

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カルミナ・ブラーナの「その名が祭りから発している」を聴きながら、横浜から星川まで歩く

2010-03-02 05:10:39 | 古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編
昨日は横浜駅から星川駅まで歩きました。
途中聴いたCDはトマス・ビンクレー指揮、
ルネサンス合奏団の演奏による。
ビンクレーによる演奏派全体的に地味な演奏である。
「その名が祭りから発している(Nomen a solemnibus CB52)」は、
1099年7月15日に第一回十字軍が、
イェルサレムを占領したことを祝う歌で、
12世紀前半に作曲されたと考えられる作品である。
この日を記念して祭りが始まったという詩で始まり、
さあこの日を祝おうで終わるルフランの中に、
当時の中世ヨーロッパの人々の熱狂ぶりがわかる。
ビンクレー盤は、クレマンシック盤のような熱い演奏ではなく、
中世ヨーロッパ人の素朴で抑えられた感情を歌った感じである。
笛とリュートと弦による伴奏もクレマンシック盤に比べると
控えめではあるが、これはこれでいいかとも思う。

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