Mars&Jupiter

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グスタフ・ホルストの「イコール・ヴォイシズ(同声合唱)による8つのカノン」(H187)を聴く

2010-12-12 08:08:22 | グスタフ・ホルストの室内楽曲・器楽曲
昨日は忘年会があり、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、ホルストの合唱曲である。
「イコール・ヴォイシズ(同声合唱)による8つのカノン」(H187)は、
ヘレン・ワデルの中世ラテン叙情詩選集をテキストに使った作品で、
イコール・ヴォイシズ(同声合唱)によるもので、1932年に作曲された。
聴いたCDは、バッコリアン・シンガーズ・オブ・ロンドンの演奏による。
このCDでは8曲あるうちの3曲がおさめられている。
「悲しみの荒野(The Fields of Sorrow)」は、1分ほどの短い曲で、
3つの声部により哀愁漂う主題がカノン風に扱われ、最後は低音部が残る。
「ヨナタンへのダヴィデの嘆き(David’s Lament of Jonathan)」は、
やはり3声部がそれぞれ主題を続けて追いかけながら歌う短い曲。
「すべての真実の中の真実(Truth of All Truth)」は、6声による合唱。
最初はユニゾンで主題であるTruth of All Truthを歌い、
そのあとはカノン風にその旋律を扱っていく。
ポリフォニック的で、いかにもホルストらしい合唱曲である。

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