Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

聖母マリアの頌歌(カンティガ)集を聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2010-03-30 06:23:53 | 古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、聖母マリアの頌歌(カンティガ)集。
聴いたCDは、ルイス・ロサーノ指揮、死者の谷の聖十字架聖歌隊、
および児童合唱団とグレゴリオ・パニアグワ指揮、
アトリウム・ムジケー古楽合唱団他による演奏のものである。
13世紀頃のスペインの単旋律の歌曲をまとめたもので、
聖母マリアへの頌歌を内容としており、
400曲を超える作品を賢王アルフォンソ10世が編纂を行った。
このCDの中では24曲の作品が選ばれている。
世俗的な音楽で生命力に溢れた魅力ある作品ばかりであるが、
一方で素朴な信仰心を感じさせるところもある。
第40番の「ああ、聖母マリア」では、
児童合唱団が歌う美しい旋律が聴ける。
第353番の「その御姿」は器楽のみの演奏となっており、
太鼓の音に合わせ素朴な旋律が奏でられる。
続く第25番「すっかり借りを返すことも」は、
その太鼓のリズムにのってテノールが歌う。
それぞれの歌はとても魅力的なものばかりである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガリア聖歌を聴きながら中目... | トップ | ラス・ウエルガスの写本を聴... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編」カテゴリの最新記事