グスタフ(グスターヴ)・ホルストの葬送歌と祝婚歌詩(H124)を聴く

ここのところは、ギーレン指揮のマーラーの、
交響曲全集を聴きながら、ウォーキングをしています。
今回からは1874年生まれのホルストの特集を始めたい。
今までの中で触れてこなかった作品を一部紹介したい。
1915年に作曲した葬送歌と祝婚歌詩(H124)である。
演奏はニコラ・ジューヴのピアノ、
レジーヌ・テオドレスコ指揮、カリオプ女声合唱団である。
ピアノの重々しく不安な感じを思わせる前奏に始まる。
その音型は、組曲「惑星」の「土星」の始まりに似ている。
そして女声合唱が入るが神秘的である。
途中でピアノが軽快なリズムになり、それにあわせて女声合唱も絡む。
冒頭のゆっくりとした部分と途中の速い部分がピアノに交互に現れ、
それに合唱が絡んでいき、繰り返しながら曲は進行し、
最後はピアノだけが残って穏やかに終わる。